意志のなかにいる

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湯気がニャい! (アニメ感想)

2022-07-01 21:14:16 | アニメ感想2022年 二期






かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-
第13話 「二つの告白」後編/秀知院は後夜祭  とまとめ 〇





白銀もかぐやも自分の心理はきっちり把握してるのよね
だからこそ、告れないっちゅう状態がこじれにこじれて
もう3年(作中だと2年ぐらい?)たったのかあという感じで
長期政権になったラブコメのたのしみだったとおもう。
パズルのピースを埋めるように会長という立場と執拗な
事前準備をこなして、もしかすると至上最強の「告白寸前」
まで到達したかもしれなかったかとおもう
何が凄いって「個人」の「告白」と「生徒会長」としての
政(まつりごと)を同時に完全に達成してしまっているからで
かつ、白銀が「才能」の人ではなく「努力」の人として
自己を提示しているのが、まあ同性としては妬ましいやら羨ましいやら。
しかしまあここまで「ラブコメ」で「真面目な努力」を提示
してきたのはそうないんじゃないかもね(ぼく勉もなかなか)
「イベント」に頼る恋愛でなく「イベント」を創る恋愛
それがボクたちにとってもしっかりと重みと満足感を与えてくれるね。






ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
第13話 響け!ときめき――。  とまとめ △++





12+1人のライブを1話でやろうってんだから
まあ無理すわな、しかし「本大会」ならともかく
同好会のセルフライブなんだから固いことは無用だろう。
おおむねみんな「アイドル」も「JK」も好きだから
そこでは利権がからんでくるよね、嫌なハナシだけど
ところが「アニメーション」なら少なくとも作中では
そこからある程度距離はとれるわけで
ここでは純粋に「ごらく」と「人生修養」が成り立っているというわけだ
ちゅうか「同好会」だからこそ「仲間さがし」とか
「将来」とか高校生らしいことにまでアイドルしながら
手を出せたのかもしれんね、そしてこの「にじさき」のあり方すら
「ラブライブ」っちゅう大コンテンツのほんの一面にすぎない
というぐらいに育っちゃっているわけで、まあ感慨があるね。






エスタブライフ グレイトエスケープ
第12話 逃がし屋から逃げられない とまとめ △+





逃走本能





全市民のユートピアをつくろうとしたら暴動が発生して収集が
つかなくなったとか笑えるような笑えないようなな
これはつまり全員に同じ「理想」を提示したからで
そこでは「逃走」が否定され結論として
自爆覚悟の「闘争」にはしったわけだ。
では次善策として当作品の設定よろしく「区分け」と
一部のノイズの為の「逃走」っちゅうクラインの壺のような構造の
世界観とその「おしごと」を提示したわけだ。
さて、このほぼCGで構成されている「なめらかな世界」は
まさしく当作品のように「理想のうごき」をするわけで
そこならば演算で「5秒後の未来」とか予想可能かもしれないわけで
生の「暴力」はじゅうぶんに馴らされて、あるいは「仕事」の
あの泥っとした「おもみ」も解消されていたかとおもう
しかしここまで世界の存在と想像が「軽い」なら
ある種爽快かもしれんね、仕事仲間も美少女とロボとけものフレンズ
だけだしねえ。
 





まちカドまぞく 2丁目 
第12話 闇夜の儀式!まぞく新たなる仲間!! とまとめ △++





このおはなし結構人の「運命」にかかわるヤバい橋をわたっていて
それでいながらまったく深刻そうに見えないという
ある意味凄い離れ業を実現しているのだよねえ。
で、本当にすごいのはそのヤバい行為を「まち」の
みんなが進んで協力してくれる精神のことで
「へっぽこまぞく」のシャミ子ですらそれならば
他人を救えるような奇跡をおこせているわけで
これは「RPG不動産」や「ヒーラーガール」より
さらに徹底して「善」に触れているのかもしれないわけだ。






魔法使い黎明期 第12話 冒険の幕開け とまとめ △+





殺意120%の軍隊を殺害0で放免しているのだから
よっぽど戦力差がないと成立しないわな
そして「魔法使い」っちゅう「戦略級」の連中が
それを達成する、そしてそれが暴発しないための「教育」
っていうのが当作品のコンセプトで、シリビアンコントロール
のわかりいい教材みたいで面白かったかとおもう。
というのもこの作品の前身の「ゼロから始めるなんちゃか」
ってのはかなり無軌道なかんじで、それが面白く転がらなかったんで
今回の反省と、前身のキャラクター達の再利用は
うまい処置だったかとおもう、そう確かに暴力は
きびしくコントロールされてはじめて意義をもつものだね
当たり前ではあるけど、そういう反省ができる素直な生徒を
ボクは愛するよ。




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