経済なんでも研究会

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無味乾燥! 政府の月例経済報告

2020-06-23 08:03:53 | 景気
◇ 学生リポート並みの公式見解 = 政府は先週19日の関係閣僚会議で、6月の月例経済報告を了承し発表した。まず景気の現状については「下げ止まりつつある」という判断。4-5月の「悪化」という判断から上方修正している。また個人消費については「緊急事態宣言の解除に伴い、持ち直しの動きがみられる」とし、企業の業況については「改善の兆しがみられる」と表現した。

まったく、ごもっともと言うしかない。4-5月は緊急事態宣言が発令され、外出の自粛や店舗の営業休止が要請された。それが6月になると徐々に解除され、19日にはほぼ正常化されている。したがって景気が「下げ止まる」のは当たり前。企業業績に「改善の兆し」がみられるのも当然だ。少し経済に関心を持つ人なら、だれでもそう考えるに違いない。

月例経済報告というのは関係閣僚会議が了承する、政府の公式な見解である。それがこの程度の内容であることは、まことに嘆かわしい。経済学部の学生なら、このぐらいのレポートは容易に書けるだろう。たしかにコロナの世界的な蔓延で、将来の見通しは不明瞭だ。だが、それだけに政府が経済の現状をどう考えているのか。もっと丁寧に伝えるべきだろう。

たとえば一律10万円の給付は、景気にどんな影響を与えた、あるいは与えると考えているのか。給与や家賃補助、また日銀の緩和策の効果、国債の大増発でもインフレにならないのか。さらにワクチンや治療薬の開発見通し。オリンピックが延期されたことの経済的な影響などなど。国民が知りたいと思っている事柄は数多い。そんなことまでは書き込めませんと言うのなら、月例報告などは止めてしまった方がいい。

       ≪22日の日経平均 = 下げ -41.52円≫

       ≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ≫

Zenback

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