魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

なおなお会(鉄人、秘技を見せるの巻)

2011年01月23日 | ワイン ~2019年
宮崎からなおなおさんの来崎で恒例の「なおなお会」開催です。

相変わらず反則なくらい若くて、たくましい鉄人です。

素晴らしい!

そしてちょっとお茶目ななおなおさんです。(写真真ん中)







そして、実は「ワイン会なるものが初めての方」をあえて
お呼びして・・・・・、

こんな世界があるんだよ~、こっちの水は甘いぞ~

という悪魔の誘惑をしてみようという恐ろしい企みでも
ありました。




さて、飲んだワインです。





1 2007 レ・クラヴィエ(ドメーヌ・ド・ガランス)
濃いフルーツ、コク。自然派の良い形でしょう。最後に残って
いた1cmを飲んだ時、旨味たっぷりでした。


2 2007 レイミー ハイドヴィンヤード シャルドネ(USA)
厚み、バタリー、圧巻。時間がたつとレモンやパイナップルの
風味はきりりと締めながらも甘露のような広がり。


3 1996 ヴォーヌ・ロマネ ショーム(ロベール・アルヌー)
やや細めです。酸も強め。素地は良いのをうかがいつつきれい
なラインが出ています。


4 1978 オーセイ・デュレス(ベルナール・ドラグランジュ)
果実味はしっかり健全にあって軽やかだが美味しく飲めました。
フィルタリングのためオリもない。単調だけどきれい。


5 2000 グラン・ゼシェゾー(グロ・FS)
美味い!革、獣臭、ウェイト感のある果実味。スパイシーで
濃い。黒々とした重厚さ。







6 2002 ヴォーヌ・ロマネ マズィエール(A・F・グロ)
若々しいフルーツ。クリアでジューシーな美味しさが嬉しい。
きれいなワイン。


7 2003 ポマール(F・パカレ)
濁っているがこれが賛否両論あるとは思う。果実味のクリアさは
ないが、しっかりと旨味ものっている。ただ03年もあいまって
輪郭がはっきりと出ないのも微妙だけどカパカパとボトルは空く。


8 2000 Ch.ブラネール・デュクリュ
さすがにしっかりとした2000年。偉大な年だけに美味しい。
重さでなくブラネールの持つ花のようなチャーミングさやライ
ンをしっかりと保ち融合した成功作。


9 1993 Ch.ムートン・ロートシルト
物議をかもした1993年のアメリカ用エチケット(ラベル)。
さすがムートンで広がり、大らかさが良い。熟成してまろやか
にまとまって旨味もたなびいてきます。





あまりにたくさんのワインが同時に開いていたので、
次から次に戦闘状態。


なおなおさんの鉄人秘技「超高速スワーリング」を見る
ことが出来ましたぞ。ビュビュ~ン スゴカ~





なおなおさんとワインを楽しく分かち合えて、長崎の皆さん
喜んでおりました。ありがとうございました。

コメント (7)
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