魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

カラフルな味わい-バル・ルフージュの名物

2016年06月06日 | 美味しいもの
元「ブラッスリー・イトウ」から「バル・ルフージュ」に変わり、場所も移転しましたが、
その味わいはちゃんとつながっています。


この日は、名物「トルコライスの日」でした。


このお店のトルコライス(伊藤シェフが作る)はフレンチ風のというと「フレンチトルコライス」
というおかしなネーミングになってしまうので、やはりこの店のトルコライスということになるのでしょう。


予約のお客さんも多くて賑わう中、花束のように鮮やかにやってまいりました。



まず量が多い!
でも、それぞれが大味ではなくちゃんと手が入っています。

ナポリタンスパは麺が細くてガーリックの風味が乗っています。
ポークカツのソースがまた良いんだよなあ。
ピラフのところは海老乗せのアメリケーヌソース。
驚くべきは野菜の部分。オーブンで焼いたポテトに冷製サラダと温野菜のダブルサラダ、
いや、トリプルサラダ?!


この一皿にいろんな味わいが溢れていて、カラフルでいろんな花火が次々と破裂する
百科絢爛のトルコライスです。惜しむらくは常にはオンリストされないところ。

この日はたまたまfacebookの告知を聞いて駆けつけたのでありつけましたが、普段はなかなか
食べられんません。でも以降は第1日曜日のランチで食べられそうですよ。
でも通常のランチもかなり美味しいのでお奨め出来ます。




そして夜はこれ。




名前が書いてないので調べました。

クオリティ・ワイン・イントというコルビエールにあるネゴシアンものです。

2013 ヴァン・ド・ペイ・ドック シャルドネ
  (仏、シャルドネ種、白、千円台前半~半ば)

香りはレモン、シトラス、ミント、青草、白~黄色い花のイメージでしょうか。


味わいは、軽いかと思いきや意外と厚みがあります。ちょうどお手軽ワインの幅としては
中庸的で、たいして深みもない代わりに、そこそこのボディ、厚みやふくらみ、ちょっとだけ
熟した感じもあります。料理にも無難に合いそうで、決して強い特徴があるわけでは
ないのですが、ほどほどにまとまった感じです。

無難なハウスワイン、グラスワインというイメージでしょう。業務店の方はとても
使いやすいワインです。特徴はないですが。

もちろんそれでも美味しく飲めますし、酔っぱらうことが出来ます。
昼間は派手だったので、夜はシンプルに。

コメント
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