魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ザッカニーニ カンティーナ・ロッサ3ℓ-自宅カレー

2022年03月23日 | ワイン 2022

本日の試飲はこちら。

 

ドカ~~~ン!

3リットル入りのパックね。正式にはバック・イン・ボックスなどと言う。

パックに入ったワインって、普段スーパーなどで買ってきたものの、不味いの多いと思いませんか?

その手のはいったん開けると、ずっと我慢しながら飲む羽目になる。

 

 

さて、このワインですが、

 

2020 ザッカニーニ カンティーナ・ロッサ モンテプルチアーノ オーガニック

  (伊、トスカーナ州、モンテプルチアーノ種、赤)

 

先日飲んだ小枝の付いたイタリアワインの赤。モンテプルチアーノ種。

このボトルと言えば見覚えのある方もいらっしゃるかな。

これ(左側の750ml)が4本分入ったパックワインです。3000mlね。

価格は3000円からちょびっと切るくらい。1本分あたり700円台の設定となります。

 

案外使えるかな?と思って試飲です。

パックの中身は2020年もの。

この反対側に注ぎ口があります。

 

 

まず点線のところを剥ぐ。

そして、中から注ぎ口を引き出し、プラスチックのカバーも取り、丸い部分を合わせてセットします。

 

こうね。

出来た~!

すると、両端のミミみたいな部分を抑えながら、赤い上部の丸いところを押すと注ぐことができます。

 

めでたしめでたし。これで毎日のワインがたらふく飲めま~す。

 

香りはプラムやブラックチェリーなどのフルーツに黒糖、多分オーク樽からのナッツ、

バニラ、焼き菓子、獣臭、肉、コショウなど。

 

味わいは濃いめで深みがあります。若いながらもやや沈んだ果実味はバニラや黒糖の

風味があり、旨味もしっかり出ています。タンニンはまだ粗くてそれなり。酸味は

ほどほどで良い状態。

 

売ってあるたいていのパック酒の不味くて、我慢して飲まなければならない・・・とは違って、

これなら普通に美味しい状態で飲めるレベルなので、とても良いでしょう。

業務店でもグラスワインでちゃんと出すことが出来ます。

 

1杯125円以下(税込み原価)でいけるでしょう。

通常の1本を6杯取り(125ml)と仮定すると、1パック4本分なので24杯取れます。

空気がほぼ入らないビニールパックなので1か月は保ちますので、レストラン、業務店でも

美味しいグラスワインを出すことが出来ます。個人使用なら劣化(酸化)が遅いため、

家飲みでたらふく味わうことが出来ます。

 

ただし、家飲みの場合の問題は箱入りで中が見えないわけで、どこまで飲んだかわからなくて、

果てしなく飲み続けることに・・・なるのかなあ。(笑) まあ、そこは各自自重してください。

そんなパック入りワイン。

 

 

ただし現在庫はありません。次回の仕入れになります。試してみたい方はご連絡ください。

来月の入荷となることと思います。すみません、もう少しお待ちください。

仕入れのロット数等ございます関係で、これ数本とか仕入れが出来ないのです。

 

これからブログはしばらく、このワインばかり飲むことになるかなあ。(しょんなか~)

でも出来るだけ、他のワインも並行して飲んでいきたいと思う次第。

 

 

そして今日もカレーを食べる。

S&Bゴールデンカレーのバリ辛とS&Bの本挽きカレーを混ぜてみた。

 

・・・昨日からカレーだったので、今日は何か上に乗っけるものない?と訊いた。

奥さん 何を乗せると?

私 ソーセージとかコロッケとかメンチカツとかさ、男の子が喜ぶようなもの。

奥さん なかよー。うちには男の子はおらんやろ。

 

ということでちょっと淋しかったのだが・・・写真のザワークラウト風のキャベツとニンジンを乗せ、

秘密兵器のデスソースも加えるとメチャ美味しかった。結局男の子じゃなくても幸せだったのか。

 

 

コメント
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