魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

いろいろとーご不満もおありでしょうが・・・

2009年09月03日 | 美味しいもの
とある封書が届きました。(写真の小さい方はクリックを)


開けてみるとこれが!



例の「長崎ラーメンスタンプラリー」の通知らしい。



なになに・・・・・!


「ホテル清風のペア宿泊券」じゃありませんか!?


当たったばーーーい!!!


「替え玉券」とか「トッピング券」とか、ではなかとです。
どうやら本物のホテル宿泊券のようですばい!




みなさま、ここでマイナーな懸賞にはやたらと強いラリラリ氏
の登場です。


(ここで壇上に登ってマイクの前でひとこと)


あっ、あーーー、
長崎のラーメン愛好家のーみなさま、ならびーに、長崎ラーメン
スタンプラリーに参加されたーみなさま、お疲れ様でーございます。


このたびー、嬉野温泉宿泊券に次ぐ、2等ともいえますホテル清風
宿泊券の当選という栄誉にあずかりましてー、まことにー光栄の至り
でーございます。オ~~



日ごろの行いがー、良かったのかー、普段のラーメン活動がー、
報われたのかー、高血圧にもめげずー、頑張ったかいありましてー
「旅ムック社」ならびに「エース出版長崎社」より選出してー 
いただきました。イイゾ ピーピー



当選を逃したみなさまにおかれましては、いろいろとー、
ご不満もおありでしょーーーがっ!


このわたくしー、ラリラリ・ピノがみなさまを代表いたしましてー、
当選の栄誉を受けさせていただきー、今後の励みとー いたし
たいっ・・・と思うわけでーーーございます。



長崎のー、ラーメン業界の未来もー、わたくしの手に託されー
今後はー代表とーなるべくー・・・・・なになに???
バシバシッ エーン


・・・というわけで壇上より、引きずり降ろされました。




でも、どう使うべきか?


両親にプレゼントしようかとも思ったけど、離れて住んでいる
私の友人を長崎に呼ぶってのもいいだろうか?

まあ、とりあえずちょっとだけ考えさせて下さい。
なにせ、こんなビッグな商品は今まで当たったこともなかとですから。


コメント (9)
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別れのワイン

2009年09月02日 | ワイン ~2020年
本日は葬儀でした。


第一人者といえるほどの軍艦島研究家、小島隆行氏の告別式
でした。


ちょっとオタッキーで、楽しいキャラで、その場のみんなを
和ませてくれた貴重な方でした。

もうあの小島節を聞けないと思うと残念でなりません。

これから軍艦島に上陸するたびにあなたのことを思い出すでしょう。


まだまだ、私は出会ったばかりで、本当ならこれからもっと親しく
お付き合いできたはずでした。

来週、一緒に上陸しようって言ったばかりじゃないですか。


なのに、もうさよならですか・・・小島さん・・・





私の歳でめったにないことでしょうが、何よりも自分よりも若い人
を送るってことはなおさら辛いですよ。



さて、本日は別れのワインです。

私のお気に入りデイリー、ポルトガルの「カテドラル 赤」(写真は白)
にしました。


若く、柔らかで、明るく、芯のしっかりとしたその味わいは
小島さん、あなたの性格に似ていませんか?
いや、あなたはもっと素朴かなぁ。


思い出すと心に染みてきます。


有名な「刑事コロンボ」の別れのワインは、「エストエストエスト」
でしたが、私はこれを選びましたよ。



たくさんの廃墟がありますが、たいていはひとりで黙って行って
こられて、誰ともつながりを持たずに、行ったり、調べたりできる
ところばかりです。


でも軍艦島だけは違うのですよね。


船で渡らなければ行けない、という必然性からか、必ず人間関係が
必要になってくる廃墟、産業遺産です。
ここは他のところと全く違う一面でもあるのですよ。


今日はひとりの軍艦島バカを(このバカは最高の褒め言葉です)見送る
ワインバカの戯言でした。


明日からまた元気に行きますよ。

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ここはウィーン会議か!? 怒涛のワイン祝賀

2009年09月01日 | ワイン ~2020年
「プレジール・ド・ヴァン」(長崎を代表するワインバーです)の
10周年記念会が盛大に模様されました。


参加者約20名が、それぞれ持ち寄りでしたので、壮絶なラインナップです。


料理の方も、長崎屈指のフレンチ「アンペキャブル」の大坪シェフが
厨房に入り、腕を揮うという輝かしい会となりました。





かつてのウィーン会議もここまであったかどうか・・・

確かに、この料理とワインの中では、議事は進行しないでしょう。


さて、ワインですが、最初は数本名前をひかえて感想を書こうと
したのですが・・・・・・無理でした。ゼッタイニムリ!



できる範囲で?写真でお伝えしましょう。





こんなのや



こんなの。




そして・・・





さらに




もっと




いろいろ撮りましたし、重複や不明のものもありますが・・・
(だって全部は飲めなかった気がする)


<泡>
・ジャックセロス
・サロン
・エグリウリエ ロゼ
・クリスティアン・エティエンヌ
・コッポラの泡
など


<白>
・99 ピュリニー(ソゼ)
・99 ムルソー(コシュ・デュリ)
・06 ピーター・マイケル マグナム
・00 プイィ・フュイッセ(ヴァレット)
・04 モレ・サン・ドニ ブラン(デュジャック)
・01 コルトン・シャルルマーニュ(ジラルダン)
など


<赤>
・01 シャルム・シャンベルタン(トルショー)
・98 グラムノン セプソンティネール・メメ マグナム
・99 ブルネロ(アンティノリ)
・03 ナパヌック
・03 ラコスト・ボリー
・99 シャンボール・ミュジニー(フレデリック・ミュヌエ)
・70 オー・ブリオン
・75 シュヴァル・ブラン
・99 Ch.マルゴー
・76 オーゾンヌ マグナム
・99 コス・デストゥルネル
・05 ジュヴレ・シャンベルタン(アルロ)
・92 グランゼシェゾー(DRC)
・? Ch.アンドロ
・00 ブルネロ(カステッリ マルティノッツィ)
・05 パプ(?)
 など


<デザート赤>
・99 クライン ムルヴェーダー LH
・67? シュタインベルガー シュペートブルグンダー BA


もう、メロメロ、ラリラリでした。

間違いや追加がありましたらお知らせください。




特に印象深かったのは

コシュ・デュリのムルソー。
ミネラリーでしっかりとコアを感じました。力いっぱいの旨さ
直球勝負でした。

グランゼシェゾー(DRC)も92年とは思えない足が地に付いた味。
ココア、コーヒーの風味などしっかり感で驚きでした。


もうこんな状態になると、その辺にグランヴァンが転がっていて
何を飲んでも美味いので、どーなってしまうんだろうと???

皆さんあまりに美味しいのでヘロヘロとなっていました。
でも最高に楽しい時間、もっといたかったなあ。

でもちょっと恐ろしき会でした。


途中私の妻と娘が「家の鍵を忘れた」からと、私のところに寄って
鍵を受け取り帰る・・・ってことで来たのです。

娘は私の分のトリュフごはんをつまみ、ピーター・マイケルをひと
飲み。「大人の世界」を垣間見たとのことで、えらく興奮して
帰ったようです。

あのね、いっとくけどね、これは・・・・・

明らかに異常世界

ですから!

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