直近の、ここ20年ほどの手帳遍歴を書き続けてきましたが、
少し間が空きました。
「わたしの手帳の歴史(4)」の続きです。
わたしが婦人之友社「主婦日記」に落ち着いた訳。
「主婦日記を生活の司令塔に」
これはわたしの考えたキャッチフレーズです。
10年近く前に、
ある雑誌にこの言葉を書かせていただきました。
手帳に対するこの思いは、
中田ヒデがMFとして活躍していた頃、皆に知られるようになった言葉、「司令塔」から来ています。
これ1冊で
わたしの生活を回す、
わたしの生活をマネージメントする。
そんな手帳として「主婦日記」を位置づけました。
この位置づけによって、
わたしの手帳ははっきりとした方向性を持つことができました。
わたしは様々な役割の中で生きています。
主婦、母親、妻、嫁、職業人、教会学校の教師、幼児サークルのスタッフ、P TAの委員などなど。
けれど、わたしはひとり。
限られた時間の中で、
その役割をどれも大切に、丁寧に果たしていくために
手帳を持つ。
そういうことです。
わたしはひとりだから、手帳もひとつ。
すべてを「主婦日記」に一元化します。
もっと言うと、
わたしの場合、複数冊の手帳を使いこなすのは能力的に無理(笑)。
1冊管理だから続けることができているのだと思います。
また、
「自由度の高い」主婦日記は、
自分の使いたいように使えるので、
様々な役割を持つその時々のライフスタイルに合わせることができるのです。
でも、時々聞かれます。
「まんじゅう顔さん、わたし、仕事してるんだけど、
そんな場合も主婦日記だけって考えていいの?」
いいえ、仕事の内容によっては、
仕事用の別持ちの手帳が必要でしょう。
「主婦日記」には、仕事をしている時間をスケジュールに明記しますが、
仕事の細々とした中身までは「主婦日記」には書きませんし、書けません。
その仕事部分だけの手帳を別に作ることになります。
これは、仕事の職種によってかなり変わってきますね。
例えば、
今、わたしは働いていますが、
仕事用の手帳は持っていません。
必要ないからです。
今は、
わたし自身が何かプロジェクトを立てたり、
自分で時間をマネージメントをしたり、
予定を立てていく仕事をしていないから。
わたしにとって今大切なのは、
記録するということです。
報告書を書くことで仕事は終わり。
決められた仕事をこなしていくような、
そういう仕事の方には、
新たに「仕事用の手帳」は不要です。
ただ、わたしがかつて手帳指南した方は、
フルタイムのワーカー。
その方とは、
「主婦日記」の書き方とは別に、
その仕事にあった
仕事用の手帳の書き方を
一緒に考えました。
この「仕事ノート」(仕事の大元帳)、
そして「毎日ノート」の書き方は
かつてブログにも書かせていただきました。(カテゴリー「手帳(仕事関係)・書き方」を参照)
でもです。
前に戻りますが、
わたしたち、仕事をしていても、
仕事をしている自分は、わたしのすべてではなくて、
自分の一部にすぎません。
仕事をする自分も、
家族のために何かをする自分も、
自分のことをする自分も、
他の方のために、社会のために何かをする自分も
すべて同じくらい大切。
そういう視点で、
「主婦日記」を使い続けるわたしなのです。
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