5月14日(日)は母の日。
わたし、
日曜日の礼拝では、
何年かぶりに聖書朗読の奉仕が当たっていました。
コロナ禍を経て、
この4月から通常の礼拝が再スタートし、
朗読や献金、受付などの役割を
信徒で分担するようになったからです。
以前には年に何度もする奉仕で、
もちろんその時もきちんと準備はして臨んでいましたが、
今回本当に何年かぶりだったので、
さらに入念に準備を。
その前の1週間は机に向かうたびに、
少しずつ声に出して朗読の練習をしていました。
そして、
最後の最後で、
明瞭に朗読してるかどうか、
夫や息子にも聞いてもらって・・・と思ったら・・・。
こちら生まれこちら育ちの息子、
静岡弁(まーさんの出どこの方言)と関西弁、
標準語の自称「トリリンガル」の夫には、
わたしの朗読は、別の点で直し甲斐があったようです。
「石」、「皆」などなど、
わたしの発音は単語の語尾がいちいち下がるらしくて、
一つ一つチェックをされる。
直されているわたしの方はそんなつもりがないから、
超混乱。
それまでちゃんと読めていたところもつっかえてつっかえて。
意識しずぎて、もっと変な発音になってしまうことも。
最後にはもう泣けてきた・・・(笑)。
わたし自身はちゃんと標準語で読んでいると思ってたから、
自信喪失。
前日の土曜日夜は大特訓。
結局、軽くなまった状態(だったよう)ですが、
夫から及第点をもらって当日に臨みました。
「ゆっくり、はっきり読む」ということが大事だと
「朗読者心得」には書かれていて、
それは大丈夫だったようで、
何人かの方々に労いの言葉をいただいて、
緊張した日曜日午前が終わりました。
大体聖書の分量で言えば、
1章分くらいの朗読でもこれくらい大変。
少し前に、
日曜劇場『ラストマン』の撮影秘話のTikTokで、
大泉洋が「はみがきこ」の発音について、
周囲の人たちにいじられているシーンを見たことがありましたが、
地方出身の俳優さんたちは
このこと一つとっても大変だなあと改めて思いました。
一方、コンシェルジュ役の王林ちゃんは、
持ち前のなまりのままでの出演ですけどね(笑)。
そして礼拝の後には、
夫の仕事の関係で知り合った
外国人留学生と久しぶりにおしゃべりを。
遠方に住むようになり、コロナ禍のもとで、
何年も会っていませんでした。
日本で就職し、ほっとしている様子。
そしてさらに大きな決断をしようとしているということで、
小一時間彼女の近況を聞きました。
その際、
この春に赴任して来られた牧師が、
わざわざそばに来てださって
彼女にも声をかけてくださり、
「何か相談があったりお祈りしてほしいことがあったら、
連絡してくださいね」と言い、
彼女のために祈ってくださったのです。
彼女は涙を流して喜んでいました。
知らない国に来ての一人暮らし。
牧師の言葉はとても温かくありがたかったと思います。
おしゃべりが終わる頃、
「今日は母の日ですね。〇〇さんはわたしの日本のお母さんです」
と彼女。
その一言は嬉しく、
「あなたはわたしの娘ですよ」とわたしも。
「これは母の日のプレゼントです」
と別れ際にプレゼントを手渡されました。
あの大谷翔平君のCMの美容液!!?

娘のいないわたしにとっては、
どう表現していいのかわからないけれど、
とにかく温かい血液が体全体に回ったような、
そんな身体がほてるような気持ちになりました。
一方の息子。
「母さん、明日は仕事で夜帰ってくるのが遅いけど、
母の日だとは覚えてるから待っててね〜」
と一昨日に言い残して仕事に出かけて行きました。
ところが帰るのが午前様になりそうということで、
「お母様ありがとう」とラインが。
その言葉もありがたく。
未明に帰宅した息子は、
わたしのベッドサイドにお花とワインを置いてくれていました。
(朝、出勤途中に買ったみたいです)
今年は息子だけでなく娘にも祝ってもらった
「母の日」。
ちょっと特別な1日になりました。
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