息子が小さい時、新聞の懸賞に応募し、それが当選して、
2度ほど息子と一緒に本格的なミュージカルを観に行ったことがありました。
まだ、小学校に入ったばかりで、
わかるんだろうか・・・と思いながらの観劇でした。
ひとつは音楽座の『リトル・プリンス』
もうひとつは、劇団名を忘れましたが『森は生きている』。
息子は大きくなってから、時々その時のことを思い出して、
「面白かったなあ」とつぶやいていました。
その息子は、今、ミュージカルにどっぷりです。
我が家はミュージカル曲のカラオケボックスになったようで、
リビングで歌い、お風呂で歌い、自分の部屋でも歌い、
11時を越しても大きな声で歌うので、
「お隣のお家の邪魔になる!」と叱らねばならない始末。
また、学校の部活とは別に「ミュージカルスタジオ」にも所属しています。
親のわたしたちはというと、
全くミュージカルには興味がありません。
子供の頃、わたし
『ベルサイユのバラ』が大好きだったこともあって、
宝塚には一時的にはまったことがありましたが、
見に行ったのはたったの1回。
それ以降は、わざわざ自分でチケットを買ってまでは行くファンではありませんでした。
だから、俳優の名前もテレビでも有名な
市村正親とか山口祐一郎ぐらいしか知らない。
若い俳優などまったく!
息子がとにかく大好きになり、
写真を見せられ、歌を聴かされ、動画を見せられる中で、
徐々に何人かの俳優はわかるようになりました。
(なんか、息子が幼児の頃、横でポケモンの名前を知らず知らずに覚えたのに似ている!)
その彼が、
今最もはまっているミュージカル俳優、井上芳雄・山崎育三郎(彼は『下町ロケット』でテレビでの露出も増えましたね)。
彼らが帝劇で公演した『MOZART!』。
すでに井上芳雄は、このモーツァルト役を退任してしまいましたので、
観たくても観られないということもあり、
DVDが欲しくて欲しくてたまらなかったよう。
誕生日とクリスマスプレゼントをひっくるめて
購入しました。


そして、冬休みに一緒に見せられた『モーツアルト!』。
1万円以上の出費でしたが、
内容が素晴らしく、
ミュージカルに全く興味がなかった親のわたしたちも
のめりこみ、
十分もとはとりました。
ミュージカルの舞台が、DVDになることは稀有なことらしいです。
『モーツァルト!』は、ミュージカルというかオペラというか、
ほとんど歌を聞いているような流れ。
映画『アマデウス』に出てくるサリエリとの絡みはなく、
自分の才能、自分の環境、領主コロレド大司教、そして父親との葛藤、確執が中心です。
以下は、帝国劇場『モーツァルト!』・HPから引用
幼き頃より“神童”と謳われたヴォルフガング・モーツァルト(井上芳雄/山崎育三郎 Wキャスト)は、
音楽家として過大な期待を寄せる父親のレオポルト(市村正親)や姉ナンネール(花總まり)、
ヴォルフガングの才能の独占を図るザルツブルクの領主であるコロレド大司教(山口祐一郎)らに囲まれ、
本当の自分と周囲のイメージとの差に戸惑う日々を送っていた。
そんな折、ヴァルトシュテッテン男爵夫人(香寿たつき/春野寿美礼 Wキャスト)の援助を得たヴォルフガングは、
愛する家族を残し、全ての束縛を絶つために、故郷ザルツブルクを飛び出し、音楽の都・ウィーンで成功を収める。
ありのままの自分を受け入れてくれるコンスタンツェ(平野綾/ソニン Wキャスト)との愛を育み、
全てを手にしたかに見えたが、ヴォルフガングの人並み外れた行動は、愛する人たちから理解されず、
逆に心が遠ざかる結果となる。
全ては“音楽の才能=アマデ”に支配される運命にあることに、ヴォルフガングは気付き始めるのだった・・・。
とにかく、俳優たちの圧倒的な歌唱力、
井上芳雄の魅力的なヴォルフガング、
子役が演じるアマデの可愛さ、
ミュージカル全体の構成の素晴らしさ・・・・。
ど素人のわたしでも、
生でなくDVDでも、
見終わったときに涙が流れて、心が震えました。
舞台だけでなく、井上芳雄や山崎育三郎のインタビュー、対談、舞台挨拶などなど
特典映像満載。
ここにはちょっと映像が!→『モーツァルト!』プロモーションビデオなど
このDVD『モーツァルト!』は超オススメです。
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昨日のお弁当!

・白飯(きゅうりのQちゃん)
・焼き鮭
・大豆のトマト煮
・大学芋
・ブロッコリーの塩茹で
・トマト
・金時豆の煮豆
「大学芋」は、黒ごまがなく、白ごまで。

我が家の常備菜のひとつ、「大豆のトマト煮」

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