
浅間山噴煙続報(リアルに)
えっ? えっ?
昨日見た浅間山とどこか違うぞ!
たった一日で、噴煙の上がる位置が変わったのだ。
そんなことってあるのだろうか。錯覚でなければ、けっこう大変なことじゃないか。
それとも、単に風向きで左肩になびいて見えるのか?
写真を撮る場所は前回と同じ。
撮影日は日曜日だったので、朝から観光客が芝生で遊んでいる。
あまり意に介している様子はないが、前日の様子を知っていれば多少は警戒してもいいはず。
もっとも、まだ硫黄の臭いはしないから大丈夫か・・・・。
四年前には、千ケ滝から急坂を登ってくる間、鼻をつく噴煙溜まりに出合って気が急いだものだった。
あの時は、たしか「レベル3」だった。
いま思えば、現在の状況より危険度が高かったのだ。
だからといって、今回まったく安全とはいえない。目の当たりにした浅間山の変容が、緊張感をもたらす。
ルート146号は浅間山を緩やかに巻いて走る。
遠ざかったように見えて、なかなか離れられないのだ。
実際に直線距離で一番近いのはどこだろう?
峰の茶屋に差し掛かったとき、拡声器から大音量の『火山情報』が流れてきた。観光客に注意をうながしているのだ。
火口周辺に近づかないよう、繰り返し念を押している。
もしかしたら、このあたりが火口へ一番近いのかも・・・・。
目で見てきた浅間山の変容と拡声器の声がない交ぜになって、不安を掻きたてられる。
日本列島は、北から南までヒートアップしている。
地殻変動の活動期に入っているとのことで、慣れっこになっているとはいえ地震のない日を数える方が難しい。
虐げられっぱなしの国民の怒りも、腹の底に溜まって噴火寸前だ!
猛暑と地殻変動と人心の乱れ。
こんなサンミイッタイ(三位一体)は、ごめんだ。
為政者のモラル破壊は、やがて地球をも破壊する。
噴煙が移動している!?
もし風で移動しているように見えるというようなものではなく、山の新しい箇所から噴煙が上がり始めたのだとしたら、怖いですね。
ふもとでのんびり遊んでいる人たち・・・サスペンス写真になってしまうよ。
おっしゃるようにこのところ私たちの足元の地下で、何かが大きく動き出しているのかもしれません。
噴煙が今後また別の部分から吹き上がるようであれば、是非また写真をお願いします。
でも気をつけてね。
火山は生きているようで、人間と共生していると思ったら大間違いですね。むしろ、寄せ付けない嶮しさがあるようで……。そこに暮らしているからこそ判る情報でした。
写真も"前回"とはまるで表情が異なっているのも、浅間山、さもありなんですね。
〔弁解〕今朝ほどここにコメントを投稿したつもりでしたが、あとから開いてみたら入ってませんでした。どこかボタンを押し違えたみたいで。
したがって、今朝のとコメント内容が少しずれたようです。ご容赦を!