2年前に当ブログで異様に成長した<木のような草>を紹介したことがある。
正体がわからないのでお尋ねしたら、さっそく『一年生のブログ』さんが画像検索してオオブタクサという外来種の雑草ではないかと教えてくれた。
オオブタクサ
(画像は2921年9月撮影のオオブタクサ)
2年前の5月頃ヤツデのような形の幼草を見てどんな植物になるのか観察していたら、9月には手の付けようほない怪物になってしまった。
4か月後には花穂にたくさんの実をつけたのを見て(これはヤバイ)と伐採にかかったのだが、時すてに遅し・・・・去年も今年も飛び散った種がしぶとく生き延びていたのである。
見つけるたびに引き抜いて処分し、もうないだろうと思っているとまだ残っている。
今年の幼草
「一年生のブログ」さんから送られてきた画像検索のURLは(https://matsue-hana.com/hana/oobutakusa.html)
比較してみると成長過程がそっくりで「これだ、これだ」と大喜びした記憶がある。
とにかく飛び散った実の繁殖力がすごくて抜いても抜いても暖かくなると出てくる。
去年抜いたからもう大丈夫だろうと思っていてら今年も出てくる、
え? こんなところまで飛び散っていたのかと恐ろしくなった。
来年も再来年も手を抜けないのか。
ちなみに去年咲かせた早咲きアサガオは、こぼれ種でまた咲くだろうと期待したが芽さえ出ない。
改良種は一年こっきりで終わるように出来ているらしい。
若いころ読みまくったアメリカの現代文学(ニューヨーカー誌掲載)にはよくブタクサが出てきたが、オオブタクサも進駐軍のころ日本に持ち込まれたらしいので小麦を買わせる戦略と関係があったのではないかと疑心暗鬼になっている。
わが家付近では、道ばたの土手にアレチウリが出現します。
見つける度に、長靴を履いて新芽のうちに引き抜きます。
これが一旦繁茂してしまうと、こぼれ種で延々と芽が出続けます。
オオブタクサと一緒ですね。
せめての救いは一年草だというところですが、一旦ジャングルになってしまったところは、もはや手の施しようがありません。
将来的には、日本の山河はアレチウリで覆われてしまうと思っています。
アレチウリも始末に負えないですね。
一時セイタカアワダチソウが野原を覆いつくしましたが、いつの間にか自滅して今は目につきません。
オオブタクサも繁殖力はすごいです。
ほうっておいたら畑を占領されますから、抜くのが一番かもしれません。
外来種はなぜ強いのか知りたいものです。