どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

どうぶつ・ティータイム(300) 『ふきのとう』

2021-02-26 00:06:05 | 自然
  
 
 
窓を開けて、なにげなく外を見ると、冬枯れしていた畑にみどりのお客さんが。
 
あっちにも、こっちにも。
 
うわー、春だ。ふきのとうだ。
 
ここ2、3日、暖かい日が続いていたから、いっぺんに顔を出したんだ。
 
ありがとう。よく来たね。
 
気持ちよく、いただくよ。
 
酢味噌和えと、天婦羅がいいな。
 
ほのかに匂う香りと、舌の根元に忍び寄る苦み。
 
そうだ、新潟の生酒があったな。
 
きみも一緒に、ねんころりだ。
 
 
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4 コメント

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Unknown (紅ママ)
2021-02-26 06:16:20
春の息吹をみると 
凝り固まった心がホッと癒される気がします。
ありがとう。
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やっぱりうれしい (tadaox)
2021-02-26 08:54:08
(紅ママ)さん、おはようございます。
一足お先に春が来ました。
ほんとに、ほっとしますね。
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tadaoxさん、こんばんわ (たか)
2021-02-26 22:53:14
tadaoxさんはの所では「よごい」と言う言葉は使いませんか。
方言かどうか分かりませんが私の所では
ほろ苦さの事をよくこんな表現で言い表します。

家の畑の隅にもフキノトウが顔を出しました。
毎日、眺めてます。
でも、天婦羅に出来るまでは後一週間はかかりそう
返信する
「えごい」ということかな? (tada0x)
2021-02-27 00:50:43
(たか)さん、「よごい」は初めて聞きました。
蕗の薹の感じからすると、あの苦みは「えごい」に近いのかなと思いました。
言葉はちょっと変化していますが、地方の人はみな野生特有の「えごさ」を知っていますから。
「よごい」が、どのへんで使われているのか、興味ありますね。
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