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どうぶつ番外物語
手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。
新むかしの詩集(6) 「蚊よ」
2011-08-21 00:20:05
|
ポエム
クロアゲハ
「蚊よ」
ほそく誘った窓のすきま
秋風を斥候に
蚊が降下する
飢えは
きみもぼくも授かった条件だから
空腹によろめく
風が共謀(グル)だったとは
気づかなかったか
白い策略の畑で
吸管、羽が
脚もろとも爆裂する
村祭に陽が落ち
虚空に四散した花火の
木魂のあとに
ゆっくりと流れた
血の色は美しかった
風は
あの時も空をなめていた
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蚊にかけた情?
(
くりたえいじ
)
2011-08-22 22:43:08
言葉のひとつひとつが研ぎ澄まされた短い詩。
雰囲気はただ哀しげで、そこに抒情性が貫いているような。
蚊に情けをかけているようにも感じますね。
こういう詩を次々に編み出す才能や原動力は、どこに秘められているのでしょうか。
ただただ、うらやましくも感じ、尊敬の念も湧いてきます。
返信する
蚊・・・・
(
窪庭忠男
)
2011-08-23 16:34:55
(くりたえいじ)様、コメントありがとうございます。
たしかに、蚊と人間は血を分けた兄弟?
「コンチクショー」ピシャッというのも、憎しみばかりではないようで・・・・。
携帯電話のカメラは、逆光にはめっぽう弱いことを痛感。
返信する
提案
(
知恵熱おやじ
)
2011-08-26 05:17:54
『新むかしの詩集』というくくりで公開されていることでも明らかなように、このブログに掲載の一連の詩は詩人窪庭忠雄氏の若いころの詩集『誓いの館』(1967年・木馬詩房)と『風葬』(1971年・印美書房)で最初に発表されたものです。
私は18年前にたまたま入手し両方とも読ませていただいていましたし、今も手近な書棚において疲れたときなど時折、窪庭語ともいえる独特の言葉世界を愉しませていただいています。
小説も、窪庭語としか言いようのないフォークロア的言葉が見えない土中から窪庭小説を支えているようで、詩も小説も同じように愉しませていただいております。
そこでひとつお願いといいますか、提案をさせていただきたいのですが・・・。
第一詩集である『誓いの館』の最後に掲載されている「誓いの館の背景」という西岡光秋氏の詩集誕生までの経緯を明らかにする懇切な文章を、ぜひいつかこのブログに転載していただけないでしょうか。
窪庭語がどのような流れの中で形作られてきたのか、その源流が鮮明になり、ブログで発表される詩や小説がいっそう分かりやすくなると思うのですが。
ついでにもうひとつ言えば窪庭さん自身が書いている『誓いの館』の「あとがき」も同時に転載していただければなお窪庭さんと言う詩人の本性を理解しやすくなるに違いありません。
以上勝手なお願いですが、このブログを読んでくださる方々のためにもご一考ください。
私は独自の土臭い感情を秘める「窪庭語」が好きです。それだけに読者に分かっていただきやすくするための材料を少しでも多く提供していただきたいのですが・・・
二冊の詩集に収められた詩はいずれも言葉の宝庫です。いずれそれらの詩が全て当ブログで甦るかと思うとワクワクしてきます。
返信する
思いがけない成り行き・・・・
(
窪庭忠男
)
2011-08-26 19:03:59
ご提案をいただき、ある種の気恥かしさとともに責任を感じました。
近いうちに、背景を掲載させていただきます。
ありがとうございました。
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