差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

竹馬の友

2008年11月25日 | 田舎の思い出

 早暁同級生の夢を見る。早世してしまった彼らが元気に出てきた。田舎の風景も昔のままである。すっかり変わってしまったのに、、、

 12歳で田舎を離れても、それまでの想い出が次から次へと鮮明に現れる。目覚めて不思議な気分となる。帰省したくなったが、友達はもういない。犀星の詩を口ずさむ

 ふるさとは遠きにありて思ふもの

 そして悲しくうたうもの

 よしや

 うらぶれて異土の乞食(かたゐ)となるとても

 帰るところにあるまじや

 ひとり都のゆふぐれに

 ふるさとおもひ涙ぐむ

 そのこころもて

 遠きみやこにかへらばや

 遠きみやこにかへらばや