差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

生々流転

2011年02月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 町内の近所のKさん、防犯活動や老人会でご一緒した方であるが旅立ってしまい今立派な邸宅が大型機械で解体している。なんとも寂しい光景である。

 生々流転は世の習いと頭では理解しているが、目の当たりにするとなんとも言えぬ寂寥感を覚える。

 --よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。世の中にある人とすみかと、またかくのごとしーー方丈記の一節を口ずさむ。