暮れに咲きかけた懸崖の梅、ちらほら咲いているのでアップしてみる。
今日は正月二日、ところでお正月というと何故か遠い子供のころを想い出す。皆質素な暮らし中で日々生活していたので、お正月は格別だった。新しい下駄や足袋をを買ってもらい、普段つぎはぎだらけのボロを着ていても正月は誰しも晴れ着を纏い、母親の手作りだが、日ごろ口にしない料理を頂けると言う喜びがあったからである。また、遊びも特別のものがあった。
今の様に豊かさの中で生活していると、お正月を迎える歓びは、あの遠い昔のものとはだいぶ違ったものになっているとつくづく想う。孫たちが大人になった時、どんな思い出として残るのだろう。爺婆として関われることは、等と素直に育つ彼らを見て思うのである。