昨日のアニメ映画「君の名は」、初めて休日の行事ということもあって多くの方々が鑑賞した。評判の映画ということもあったのかもしれない。
時空を超えたファンタジーアニメが今流行っているようだが、映画黄金時代を愉しんできた世代はついていくのが精一杯かな。
{語り部}
戦争末期になると、沖縄は占領されいよいよ本土への米軍上陸が現実味を帯びてきた。そこで父たちは「竹やり訓練」を始めるようになった。役場からの命令だったのだろう。隣組の大人たちが集まり、孟宗竹で竹やりを作り、庭の大きなグミの木を敵に見立て突く訓練である。大きな声を出して「ヤッー、ヤッー」とやるのを子たちが見ていたみていた。戦争が終わるまで軒下に立てかけてあったのを覚えている。卵の殻は取っておくように、、、灰を詰めて敵兵になげるから、、なども記憶している。今考えると大人たちはどう思っていたのだろう。聞いてみたいが今はいない。