小物盆栽の長寿梅、そろそろ植え替えの時期を迎えたので今朝行う。根が蜷局をまいたようになっていたので思い切って切り詰めてみた。心なしか木がさっぱりしたようである。
晩秋の頃、花をたくさんつけてくれるであろう。
{語り部}
小さな駅に着くと闇米を仕入れてきた集団(ヤミ屋さんたち)がどっと乗り込んでくる。思い思いに南京袋を椅子の下や棚に隠すのである。中には椅子に鎖で括り付ける人もいた。取締りに少しでも時間をかけさせるためである。経済警察官が乗り込んでくると車中は大混乱し彼らは一斉に逃げ出すのである。何度目にしたことか。
お米を背負って街の親戚に行くとき、お巡りさんには「4,5日泊ってくるためのものだ」と話すように親から言われたが、それでもびくびくしたものである。あれは、2,3升だったろうか。