差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

相棒はいずれ故郷の山へ

2024年09月06日 | うんちく・小ネタ

 高齢者の身辺整理と言うことで今や断捨離が流行っている。だが、生き物は断捨離することは出来ない。我が相棒の欅、小品盆栽として40年近く可愛がってきた。いずれどなた様かに託そうと想ってきたが、新たな考えとして故郷の野山に還すことを決断する。

 背丈の低いこのままでは雑草の負けて枯れてしまうと言うことで数カ年の計画で実行しよう。まず手始めに、これからは剪定して切り詰めたり、枝落ろしなどせず根も幹も伸び伸びと成長させるためにひとまわり大きな鉢に移すことにする。

 雑草の負けないくらいの背丈にしたら葉も大きくなり樹勢も勢いづくであろう。3年かかるか、5年かかるか。これまでの共に歩んだ歴史に感謝し見届け移植してあげよう。盆栽愛好家にはこんな楽しみもあるのである。