差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

我が盆栽歴

2025年01月13日 | うんちく・小ネタ

 風もなく穏やかな午後、柔らかな陽射しを浴びて少し早いが真柏の葉透かし作業をする。

 

 ところで、公団住宅に入居出来ることを、6畳一間の安アパートで夢見ていた頃の話である。銭湯帰りに近くの広場で盆栽が売られていた。そこで姫リンゴと真柏(アップした木とは違う)の小品盆栽を求めたのが我が盆栽歴の始まりである。

 あれから60年数年となるか。センスといえ技といえ、いずれもそれを持ち合わせず未だ銘木を生むことが出来ないが、充分愉しませてもらっていることは確かである。真柏で遊ばせて貰いながらそんなことを回想する爺である。

   =懐かしいあり日の黒松と、故郷の野山に戻した山毛欅=