
この日は上海から蘇州へ日帰り旅行。新幹線に乗ればまた30分あまりで到着してしまいます。早くて快適、また安くて便利ですが、不自由なことがひとつ、自由席がないことです。飛行機のように指定された列車のチケットを買わないと乗れない。急いでいるから、30分くらい立ってもいいから、乗せて、と言ってもダメなんです。「立ちんぼチケット」というのもあるのにねー。それも数を制限しているのです。w(゜゜)w
さてご覧の通り、蘇州の市街には水路が入り組んでおり、なんと「東洋のヴェニス」なんて言われたりしています。ちょっと違うよなぁ~^^;

さて、この街だけで9つもの世界遺産に指定されている名園があります。一日じゃとても回りきれません。そこでまずもっとも有名な拙政園にやってきました。
駅で新幹線を降りると、タクシー待ちに長蛇の列。しかたなく乗合バスの行列に並んだわけですが、これも混んでいるー。ものすご暑いのに。。。
「蘇州夜曲」で想像するような、しっとり落ち着いた運河の街を想像していたのに、もー車は渋滞するわ、まるで京都のように取り返しのつかない破壊が進んでいるのでした。。。 チェングォは社会学を専門に勉強しており、なかでも「文化遺産を守りながらの都市開発」を手掛けているので、むかし「日本の失敗から学んでね」と言っておいたのですが、この大きな流れはどうしようもない悲劇です。

巨大な庭ですが、その7割が池や堀、水路でできているそうです。水の都にふさわしい名園ですね。ものすご暑くてたまらなかったですが…^^;

毎度そうですが、人が多いんです。うじゃうじゃ歩いていて、日陰を見つけてはヒーフー休んでいます。涼しい季節に来たいねェ、とみんな思っていることでせう。なんでこのクソ暑いときに休みなんだ!って怒りも湧いてきますが、そもそも暑くてどーしようもないから仕事や勉強を休んでいるんですよね(^益^;
わたしは個人的意見として、気候のいいときに遊びまくって、暑くてどうしようもないときにやるしかねーと仕事するほうがいいような気もするw ダメ?(^^;

9つもの名園があり、いくつ見られるかなーと思いつつ、交通は混んでいるわ、ものすご蒸し暑いわで、ふたつでいいかな…、これだけでいいかな…と段々消極的気分になってゆくのでしたw

こいつぁ龍にしては立派な足があるし、何でしょ?

よく見ると、不思議な連中が屋根を守って(?)います^^