東照宮といえば日光が有名だが、実は東照大権現たる家康を祀る神社は確認されただけでも
700を超えるとか!日光のほうが豪華絢爛だが、ホネはこちらにあるらしひ。
それなりに観光客がおりました。
登ってきた階段を見下ろす。神社は階段が多いよなあ。
しばし写真をお楽しみ下さい。
クリックすると画像が大きくなるのですが、最近はスマホでご覧になるかたが多いようで。
建立の際は、最高の宮大工を総動員したのでしょう。
みなさん写真撮影に熱心でした。
葵の御紋ですなあ。前日に水戸コウモンを見たもんだから、「ひかえおろう!」と
心の中に鳴り響く。印籠出しても、「うるせー!」って言って襲ってくることはないの
かなー。でも不思議とじーさんは杖で強いからなあ~^^;
奥に登って行くと、神廟がありました。家康の墓というわけですな。
東照宮を出たところに、博物館がありました。こちらに観光客はほとんど来ないようです。
そこでの見物は、この16世紀に造られたスペイン製の時計です。
(館内撮影禁止だったので、HPからの転載です。宣伝になると思うのですが、
もし転載禁止ということならば即消しますよ~)
1581年、スペイン・マドリードでハンス・デ・エバロが製作したと書かれている
そうです。400年眠っていましたが、「16世紀の時計が日本にあるわけねーだろ」と
平成24年に大英博物館の時計専門家がやってきて調べてみると、これがなんと本物。
1609年、植民地フィリピンからメキシコに向かっていたスペインの船が、難破して
千葉の御宿に漂着しました。当地の村民は一生懸命救助し、家康は一行を助けてやり、
ちょうど造っていた西洋型帆船に乗せてメキシコまで送ってやったのです。
帰国した連中はスペイン国王に報告、そして王様はお礼のためにお土産を持たせて
一団を派遣したのでした。そのときの品のひとつがコレ。こころ温まる話だねえ~。
家康はこの立派な時計をとても気に入ったそうです。その音、録音したものがここで
聞けますよ。(^益^)b