厚岸から釧路に帰ってきて、時間も遅かったのでホテルには帰らず、駅からそのまま
赤ちょうちん横丁に突入だ。もちろん数人で満席の小さい居酒屋。先に老夫婦と初老の
男性が飲んでおりました。女将さんも初老。
ふくらんだバッグを置いたら、「何が入っているの?」と聞くので「酒ですよ」と答える。
「うっそ~^^」と笑うので「ほんとだってば」と厚岸で買った「海底力」のビンを見せる。
たしかに居酒屋に酒瓶を持ってくるやつは珍しいかもしれないが。
寒いので、スタートから熱燗だ。ここはコップ酒なんですなあ。
女将さんは、自宅に焼き鳥の串をまとめて忘れてきてしまったそうで、何度もボケだの
おっちょこちょいだのといじられていました^^; 狭いL字型のカウンターで、もう
楽しく語り合うしかない環境。
誰かが「ししゃも焼き」を注文すると、火が入ります。すると全員が追加注文で、みんなで
食べることになります。なんか自然にこうなるしかないような?お隣の初老の男性が、俺が
旅人だとわかって、「なんだー、すっかり常連客だと思っていたよー!」と驚いていました。
お互いが常連だと思う程に、みんな最初からなじんじゃって。(^益^;
釧路では3泊目だと聞いて、他のどこで飲んだか聞かれました。「デミナミ」も「ちゃりんこ」
も、とてもいい店だったので情報交換。最初は「釧路の炉端といえば」で有名な店も考えたが、
「ぼったくり」で有名になってしまっているそうで、と言うと、「あそこは観光客ばっかりで
評判がよくない」という話。お隣の男性は、「むかしは感じが良くてよく行ったけれど、
有名になってからはすっかりお高くなって行かなくなった」とこぼしていました。悲しいような、
行かなくてよかったような^^;
そのうち話も佳境に入り、恋バナとなる。(=゚益゚):;*.’:;
ここからはプライバシーを公開するわけにいかないので、残念ながら書けません~^^;
あ~書きたいけどな~。みんな初老なんだけど、メンタリティは中学生の修学旅行の夜。
しかし中身は長い人生を振り返っての山あり谷あり、一線を越えての修羅場あり!
10年くらい経ったら書いてもいいんだろうなあ~^^;
誰かが入ってきました。お客さんが来たのかな、と思ったら、酒を持ってきた人でした。
俺が日本酒ばかりを飲んでいるので、女将さんがこの赤ちょうちん横丁ラベルを注文して
くれたのでした。だいぶ飲んだのですが(といっても盛り上がりまくっているのでまだ
帰ろうとは思っていなかったのですが)、「あなたのために頼んだんだから飲んでいってよ」
と言われ、宴は延々と続くのであった。
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