さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

中村城址と中村の夜

2024年11月09日 | 四国・中国地方


佐田沈下橋のほとりには屋形船の船着き場があります。あれに乗って川で獲れた
魚を食べられるとか。舟が好きなお母ちゃんが生きていたら乗せてあげたいけれど。


さて町に戻りましょう。思ったよりスムースに行ってこられました。


自転車なのでテキトーに下流のほうに向かっていたらどんづまりw でも自転車
だからスイっと戻れるので緊張感なし。これもいい^^;


自転車の返却時間まで1時間ほど余ったので、中村城址にある四万十市郷土博物館に
立ち寄ることにしました。ここに登ってくるのはすごい急坂だったぞー。でも
電動アシスト♪ この建物は新しく建てたものだな。


エレベーターで上がれました。町が見渡せます。


殿様だとこんな景色を眺める(民を見下ろす)立場になるわけですな。


あれは四万十川と並行する後川。


四万十川は森の向こう側だ。


下階は資料館。うなぎに関する展示がありました。まずは捕まえる道具。


うなぎって、はるかマリアナ諸島あたりで生まれてはるばる日本にやってくるのかあ。
そして川を上ってくる。それを蒲焼に。。。俺が浜名湖や諏訪湖で食べた連中も
南洋出身の方々だったんですね。

「郷土博物館」ってほどのものじゃなかったような。。。自転車でスイっと寄った
けれど、これがもし町から1時間もかけて歩いてきて、最後にヒーコラ山登りを
してたらちとガッカリもんだったなw


自転車を返しに行く。この家、入り口は・・・?


さあて自転車を降りて、駅前にあった喫茶店でコフヒー。自宅だと朝昼夜と豆を
挽いて愛飲していますが、旅先ではペットボトルの水ばかり(あとは夜の酒)だから、
東京にはほとんどなくなったゆっくりできる喫茶店が嬉しい。


そして夜の酒は、中村で評判の「季節料理たにぐち」さんへ。


最初に「今日はビリカツオが入っていますよ!」と勧められる。聞いてみると、
獲ってから3時間以内だって。市場のセリを通さずに船から直接飲食店に持ってくる
超新鮮な鰹のことをそう言うそうです。調べてみると、「まだ死後硬直する前」ってw

こちら四万十でもなかなかないそうです。もちっと舌触りが良い。高知で鰹を食べた
ときに美味い!と思ったものですが、それの上を行く、いままでにない美味しさ
でした。たまたまこの日にこの店に来て食べられるなんて、幸運です。


これは「ごり」という四万十川で獲れる小魚。酒のアテにいい~♪


土佐の酒で一番好きな司牡丹があったのも嬉しい^^


少食な私ですが、四万十に来たからには、そして昼間に郷土資料館でうなぎに関する
展示も見たので、うな重だぁ~! 天然ものだから?東京の料理法と違うから?
身は少し固めに感じました。たまにはこんな贅沢も♪



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