さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

まずは千歳に

2024年09月15日 | 北海道シリーズ


東京湾を飛び立ちました。36~7度といった灼熱の8月はずっと東京で我慢。だって
避暑地はバカンス価格、季節をずらせば2~3倍の期間を旅行できると思うと行く気に
なれないわけです。さらに、JALのタイムセールというのがあって、もちろん繁忙期と
ずれた期間になるわけだが、それを買えばほぼ半額で飛行機に乗れるのだ。


東京は朝から部屋の中が30度超え。全身から汗がじんわりにじみ出る。北海道の人は、
「夜なんかはうすら寒いくらいだったり」なんて言ってるじゃないかー。ようやく
蒸し蒸し地獄から脱出だ。


高度が上がって水平飛行に移る頃、飛行機の前方には巨大な雲の塊が。座席のモニター
で正面にそれが見えるんです。ぽっこりと大きな、まるでラピュタの雲みたいだぞ。


中を通ってみたい気もするが、飛行機はもちろんそれをよけて飛んでいく。


近すぎて全体を写せなかったのは残念だが、ひとつの大きな塊でした。あれの下は
どうなっているのだろう?


それを過ぎればずっと雲の絨毯。


雲が切れた頃にはもう青森上空で、本土とはお別れ。


原子力半島の六ケ所村を通過しました。施設が見えるぞ。つい先日、こちらに住む
住民のドキュメンタリーを見ました。長年にわたって田んぼでコメを作っていた
農民が、原子力施設を作るというのでどかされた。しかたがないので新しい荒れた地で
田んぼを作り、何年か経ってようやくコメが出来るようになったら、今度は自衛隊の
射撃訓練場を作るというのでどけという。今度はさすがに怒って抵抗したが、もちろん
勝てるわけがない。そして農家の仕事をあきらめたという老人の話でした。。。


そして下北半島の尖がった先を通過。春に函館から対岸に見たなあ。


そして新千歳空港に着いたときにはもう夜。タイムセールの安いフライトはこんな
時間に着いたりするのだw 札幌のホテルは高いし、千歳の街中に泊ることにして
バスに乗ります。


千歳を歩くのは初めてだが、なんと繁華街が賑わっているではないか。なぜこんな
地方都市で寂れてない? あとでわかったのだが、自衛隊の基地があるからなんですw
軍隊のいるところには必ず夜の繁華街あり。


狙ってた寿司屋は満席で入れず。最寄りの赤提灯に。座席数は多くてそれなりに客で
一杯なんだが、料理人はひとりの個人店。最初の料理が出てくるまで40分あまり。
ま、こちら急いでませんから^^;


ソイが本日のお勧めであったので日本酒と共に注文。北海道にくればコレなんだが、
小樽で食べるほど旨くは感じないぞ? しかしこの店、日本中から御主人の気に入った
酒を取り寄せています。それがあまり高い有名な酒は避けて、それなりに味わいのある
ラインナップ。何種類か楽しませてもらいました。


2軒目はこんな店名に惹かれて入りました。さあどんなセレクトかな(^益^)w


にゃんと3人の女性がカウンターに並んでいる店だった! ワイン好きのおじさま
バーテンダーだとかを想像していたのだが。。。客のほうがおじさまの店だった。

ワインはだいたいその日に空けてしまうものだから、グラスで出すのはあまり高い
ものを選ばない。だからだいたいは1本1500円程度のものが多い。そのなかで
それなりに美味いものを選ぶのがソムリエの力量です。新世界のものが続いたあと、
「これはどうでしょ」と出されたのがポルトガル、ダンの赤ワイン。「森林浴を
しているような・・・」と言うと「ほんと、その表現ピッタリだわ!」と話に花が
咲く。だってポルトガルで飲んだ中で一番気に入ったやつだったんですから♪

ちなみに「ピッタリだわ」って気が合ったのは、「私も頂いていいかしら♪」と
言われて奢ることになったからです^^; そういう店の場合はお会計が、、、



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