さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

富山の薬「広貫堂」

2019年12月09日 | 山陰・北陸日本海



路面電車に乗って、いざ街巡りに出発!



まずは桜橋にあるホテルに荷物を預けて、また路面電車に乗る。一日券を買ったのだ♪



ここは富山の薬、広貫堂。越中富山藩の2代目藩主、前田正甫(まえだまさとし)が
富山の薬売りは、「広く救療の志を貫通せよ」と言ったことが由来となって、「広貫堂」
という名前がついたそうです。正甫は名君として知られていますが、遊び好きで女癖が
悪かったそうです。。。でも殿様って、基本すけべだよねえ?俺、殿様じゃないけど。。



資料館かと思って営業本部に入りそうになっちったw
ちなみに入り口で気がついて戻ったら、そのあとに入ろうとした人に頭を下げられた。
ウウム、にじみ出る貫禄が、なんか偉い人が来たのかと思わせてしまったか。



資料館はこっちだったよ。



まずは広貫堂の歴史を学ぶDVDを観ることになっている。「ご覧になりながら、これを
どうぞ」と一本渡された。俺はこういうの好かんのだが、せっかくサービスしてくれた
のに「いらん」と突き返すのも野暮。少し我慢して飲む。酒ならなー。

タウリン配合!なんてCMがあったような気がするが、それが入っているからって
何なのよ?男性機能がふたたび春を迎えるとでもゆーのかね。迎えたからといって。。。



富山の薬売りは、全国を回って薬を一揃い置かせてもらう。翌年にまたやってきて、
減った分だけ料金をもらうという後払いシステム。使わなきゃ払わないで済むし、
置いておけばいろんな病気になった際に安心だ。昔は行李を担いで歩いて回りましたが、
そのうちに自転車になり、オートバイになり、いまは軽自動車で回っているとか。
そう、今でも富山の薬売りは回っているらしいぞ。

きれいなおねいさんが来ないかなー。
「君を置いていってくれないかな♪」
「あら、使った分だけ払って頂くわよ♪」なんて~(^益^;

「バカにつける薬はないわよ。頭を手術してもらいな!」とかw((+_+))w



商品や道具の歴史が展示されていました。



大根おろし器じゃありません。あそこにねりねりした薬を入れて丸薬にするんです。



富山の薬が有名になった逸話です。
ここは江戸城。参勤交代で全国の大名たちが集まっています。
とある大名が突然腹痛を患う。
そこで富山の大名が薬を取り出し、「ささ、これをお飲みなされ」と勧めた。
ケロリと治ってしまったその様子を見ていたのが他の大名たち。
富山の薬は、一躍全国に知られることとなったのでした(^益^)b


富山の大名は主役だから、やけにイケメンになってますね^^;

見学無料でドリンクまでサービスしてくれるところでした~。



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