鮎川港を出航する時間になりました。10分前に桟橋に来ても船はまだいない。
乗客は数人の模様。
見事にぴったりの時間にやってきました。電車・バス・連絡船までも分単位で
ぴったりなんだな、日本は!
大きな船ではないので、甲板に出ることはできません。出られても寒いしな^^;
対岸に網地島が見えているので、あっちとこっちをむすぶ連絡船です。
網地島は南北に5キロほどです。時間に余裕があれば縦断して歩いてもいいかと
思いましたが、今回はやめておきました。気候がうららかな季節ならねェ。
船窓がしぶきを受けるし、あまりきれいに写真が撮れませんw
降りたのは俺の他にでっかいトランクを引いた若い女性旅行客2組だけ。ひと組は
さっさと目当ての宿に行くらしく、すぐにいなくなりました。もうひと組は、
荷物を運ぶ軽トラに乗せられ、オープンエアーで運ばれていきました^^
というわけで、あっという間にひとり取り残されたよ^^;
船もさっさと行っちゃいました。これから島の北端、網地港に向かう島内循環バスに
乗って行き、そちらで2時間余りをぼうっと過ごすことになろうかと思っていました。
しかしバスの待合室に行ってみると、2時間後の次の船に間に合うようにバスがある
じゃないか!そぉか、冬ダイヤになっているんだ。グーグルマップ、あてにならんぞw
というわけで、網地島の集落を散策して神社やら岬やらを見物し、2時間後のバスに
戻ってくればいい。ウム、それでは出発!
人っ子ひとり見当たりません。無人と化したところにきてしまったSF映画のよう。
ほのぼのしていていい感じのところですが。
家はたくさんあるんですよ。でも人の気配が全然ないんです。高齢化と過疎化が
進んでいるのでしょう。。
それなりに住居はびっしりです。ただし物音ひとつしないんです。
10分ほど歩くと、町はずれならぬ集落はずれになってきましたよ。
少し高台になってきた。
寂しいところからさらに寂しいエリアに突入^^;
この先に神社があるはずだ。
お、あれが鳥居か。
お~、街中にある神社などと違って、神聖な空気が張りつめているようだ。
こういうところにくると、「恐れ入ります」という気分にさせられますね。
「戸を開けて中に入って参拝して下さい」と貼り紙があったので、中を見ると
きちんとお供え物がありました。私はどうも「穢れ」という存在な気がするので、
おじぎをしてすぐに退散致しました(^益^;
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