北伊所は連日になってしまうが、明日小樽を去る日は定休日なので、おばちゃんに
会いに行く。別に恋人じゃないんですけど、なじみになって来年の春まで来ない
からね^^; こんな日に限って、早い時間なのに客がワラワラと入ってきて
あまり話もできなかった。(店はおばちゃんのワンオペなんです)
ノエル・カワードのBrief Encounterという戯曲を思い出しますなあ。巨匠デヴィッド・
リーンが邦訳『逢いびき』という映画化をしています。お互いそれぞれ家族がいて、
良識ある中年の男と女が、ふとした出会いから心惹かれ合うようになってしまう。
互いの愛を感じ合うが、これではいけないと男は異国に引っ越す決心をする。
最後の別れが駅のプラットホームになるのだが、そこで女性は無神経でおしゃべりな
女友だちにつかまってしまい、短い別れのひとときを奪われてしまうのでした。
ま、俺は少し仲良くなったラーメン屋のおばちゃんと、ちょっとばかり話をしようと
思っただけなんですけどね^^;
地獄のカプセルにはいられないので、大浴場にゆっくり入って早々に寿司屋「ちさと」
にやってきた。ここの大将も毎年年末にはドーミーインに泊ることにしているのだが、
カプセルは知らなかったぞw
キンキの炙り♪ 昨夜の深夜の居酒屋にも、スナックのママさんや別の酒場の御主人が
集ったが、ここの大将もあちこち飲み歩いて花園エリアでは知られた顔なのである。
思い出せば、この大将に教えてもらったバーやスナックに行って、そこで紹介された
店に行き、そこで出会った別の店の方々と知り合いになるという花園ファミリー
一員になった始まりがこの店だったわけだ。みんないい人たち。
実に今回もさらに「一緒にあの店に行こう」と誘われたりしたのだが、一週間の滞在
だったので新規開拓の余裕はなく、なじみの店に御挨拶で終わってしまったのだった。
あ、誘われたのは例によってご年配のスナック^^; そこのママさんもなかなか
キャラが立ってるらしい。来春に乞うご期待!
そして最後はいつものスナック「杉」だ。
ママさんがずっと棚に置いてあったレミー・マルタンを指さし、「あれを開けよう。
常連さんにもらったんだよ」という。V.S.O.P、飲んだことねーぞ^^;
コルクが古くなっていて崩れました。頑張ってほじるw グラスにちょっと浮いてる
でしょ^^; みんなに振る舞われましたけれど、ヲヴァ~サンたちにはキツイようで、
「おおお、胸にくるぅ~」とおっしゃる。胸が熱くなるのはいいけれど、そのまま
昇天しちゃったら大変だ(^益^;
そして日付が変わってイビキの爆音轟くカプセルに帰りました。。。
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