さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

伊那で映画を観る

2022年01月02日 | 関東甲信越


なかなか大きな本屋があってありがたい。外はものすご寒いので、どこかに入らねば
なりません。恐縮ですが、たっぷり立ち読みさせて頂きました。やはり何か買わねヴァ
と思ったわけですが、購入する程の発見はなく、来年の手帳を買いました^^;

まだ昼食には早いので、昨日も入った駅前のレトロな喫茶店に行く。そんときゃひとり若い
お嬢さんがタブレットで延々と仕事をしていました。ホテルのチェックインタイムまでの
時間つぶしだったので、「新聞読ませて頂きませんか」と聞いたら、「しなまいですけど」
という御返事。「信濃毎日」でした。旅先ではローカル紙が面白いので結構ケッコウ。

この日も入ったら、さっと「しなまい」が出てきました^^ すでに常連モード。
おばーさんがひとり先客で座っており、煙草をスパスパ。狭い店内ですから煙がこもる。
だから若干気が引けていたのですが、こうなりゃ遠慮もいらずにこっちも(-。-)y-゜゜゜


コーヒーのあとにラーメンというのも逆だがしかたねえ。昼に人気店らしいところに。
一升瓶が並んでいますが、これはこだわりの醤油。4種類のブレンドだとか。入ったら
若者たちが並んでおり、あまり人を見ない街だというのに、こんなところにいたのかー。


なかなか頑張っていました。ラーメンって、頑張ってもだいたい10点満点中8点くらい
のことが多くありませんか?とにかく研究に勤め、努力の成果が御主人渾身の一杯に
なっているわけですが、食べる人の趣味で「もうちょっと麺にコシが」とか「少し
味が薄い」とか、様々なポイントすべてがドーン!と当たりになることなんてまずない。
作るほうも食べるほうも延々の探求が続くものなのでしょう。


店の前においてある灰皿で一服(^益^)y-.。o○
向こうの奥に見えている大きな建物は、長らく廃ビルになっている「伊那ステーション
ホテル」。肝試しで入ってみたいな。。。 ム、隙間にあるその手前の入り口は。。。


路地の奥にホテルの入り口。まるで怪しいホテルみたいじゃないか。そしてその手前に
風俗店。入るの恥ずかしくてもホテルに用があるんですよ的にアクセス可能^^;
「プレイパブ バレンタイン」だが、文字がほとんどかすれている。おそらくは長らく廃墟。


さて映画の時間となりましたー。


今回見るのは「ペルセポネーの泪」。ゴーリキあやめさん主演。「信越放送創立70周年
記念映画」なんだって。だからここでやるのね。以前も「いつくしみふかき」って
この先の飯田が舞台だったので上映していたのでしょう。あれはとてもいい映画だった。
今回は千曲市が舞台。御当地映画っつ~のもいいよね^^

ペルセポネ―は、ギリシャ神話に出てくる神の娘。冥界の王に連れ去られるが、母の
デメーテルの助力でなんとか1年の半分だけ地上に出られるようになるのです。
この映画では、現実とファンタジーが混ざっており、ゴーリキあやめさんがペルセポネ
で、地元の名士のお妾さんになっていたのを、主人公の青年が愛の力で救い出す、
というストーリーになっております。

千曲の風景はとても美しい映像になっており、信越放送の記念映画としてはうまく
作ってあるように思えました。ゴーリキさんは、ペルセポネになるには10年前だったかなw



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