夜の出動は、ホテルからすぐの「魚仙」。名前からして魚が美味そう。
ご覧ください。酒の種類がすーごーいー。以前、新潟駅に隣接した「ぽんしゅ館」なる
ものに行きました。新潟は酒どころで、たしか200種類以上の蔵があったような。
ちなみに私の趣味では、新潟の酒であまりお気に入りはありません。なので何を飲むか
迷うが、とりあえずは長岡の酒を順番に飲むことに。
ここのお勧めは「なめろう」。普通なめろうというと鯵が多いが、ここは鰤なのである。
これがすごく美味い!!! おやじさんに「コレは美味いな!」と伝える。鰤は「寒ブリ」
という言葉がある通り冬の魚だが、それでも一年中あるそうである。
このあたりで開店時間を1時間あまり過ぎているが、他に客は全然来ない。やはり厳しい。
大箱の居酒屋で従業員もいるのだが、思いっきり赤字だろう。おやじさんは「100万円
くらいもらったってしょうがないんだよ」と言っていました。こんな状態が続いたら、
こういう老舗の人気店も閉店してしまうのか?取返しつかねーぞwww
しばらくしたら、常連がひとり入ってきました。本日2名か。。。
とてもいい居酒屋です。なくならないでね。。。。。
まんまるお月さんをみながら、次の店はどうするか?
ちなみにいまは酒が19時ラストオーダーで、20時は閉店にしろ(東京だけじゃないよね?)
なんてなっていますが、この頃はまだそんなのはなかったのです。
おっ、ここはたしか、うまい干物を出す店だったぞ。
出ている従業員は若い青年とお嬢さん。あとで奥にいるのがわかったのは、おそらくは
オーナーの女性。ここも日本酒の品揃えがずらり。お通しがフルーツとはしゃれている。
最初2~3人いたのに、客が全部帰った。少し寂しいような貸し切り。
「ハイパー干物クリエイター」藤間さんの干物が置いてあるんですー。これはね、
熱海の干物屋さん。以前に熱海に一泊したとき、これを出す藤間さんの居酒屋に
行こうと思ったら、その日は店のイベントで行けなかったんですぅ~~。
ついにここで食べられました。その話をしたら、店のお嬢さんは「熱海に行って
食べられなくて、長岡に来てやっと食べられたんですね」と笑っていました。
この干物、熱海だろうが長岡だろうが、行って食べる価値はありますぞ。
ホント、「これは違う!」と思わせる逸品です。
お勧めの酒をズンズカいきます。
他に客がいないので、飲みながらふたりの店員とおしゃべり。あちらは商売あがったり
だと嘆き、こちらも旅が自粛ムードで困ったもんだと返します。
だいぶ飲みました。俺がいなきゃあ0だもんなあ。喜んでもらえて飲みがいがあると
いうもの。「また明日も来て!」と言われました。明日は高田へ向かいます。残念。
しばらく滞在なら、干物を順番に毎日でも食べたいんだけどなあ~。
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