こういう絵、大好きです(^益^)w
私はいつもこんな感じでしょうか…w いや右の男たちか?
いやこれですかねー^^; フィレンツェでお会いしましたねw
じつに良く出来た陶器で、素晴らしい職人芸です。しかし悲しいかな複製。よく
見ると全然違います。あっちもこっちも超有名な大作ばかりですけれど、心を打つ
ものがありませんー。ベートーベンをヘッドフォンで聞いているみたいな?
「最後の晩餐」は、修復前と修復後が向かい合わせに並んでいました。ミラノで見た
ときには、修復中で薄暗~いところで足場もあって、さらに遠かった。なので
こうやって間近で見られるというのも意義はあります。
ハドリさんも説明を受けながら見ていました。こういうのって写真撮ったり載せたり
しちゃあいけないの?いちおう気遣って小さくしましたけれど…(^益^;ダメナラケスヨ
終盤になってくると、疲れてきて見るペースが速くなります。どこの美術展でも
そうだよね^^;
ゴヤです。これはブラドにあるらしひ。マドリードにも行かないとなあー。
この美術館に行くと、絵に感動するというよりも、いろんな国や街に旅したことを
思い出しました。再会を楽しむ気分?そぉ~だ、そこの地酒を飲んで、その土地を
思い出すのと同じだ。そして次々に会った人たち、旅のエピソードが甦るのです。
そして、まだ行ったことのない街に、次は行くぞ、と気分も高まる、と^^
うずしお汽船に乗ったあと、そのすぐ近くにこちらの大塚国際美術館があります。
大塚製薬グループが作ったそうです。山の上に見える、ものすごく大きな箱。
規模もすごけりゃ、入場料も3000円超えときたもんだ!
入り口からすぐのところに、バチカンのシスティーナ礼拝堂のレプリカがあります。
原寸大だもんですごいよ。
そう、ここにあるのは全部複製。世界25ヶ国・190余の美術館が所蔵する西洋名画
1,000点あまりを、オリジナルと同じ大きさに複製して展示する陶板名画美術館
なのです。じつに焼き物なんですよ。
よく見ると、縦横に線が入っているでしょう?焼き物の板を並べているんです。
だから触ってもいいんだってさ。もちろん写真もOKなのです。
礼拝堂やら洞窟の壁画やら、行かないと見られないものも何でも複製だから
見られるのです。ちょっと違和感ありますけどね^^;そう、まるでよくできた、
きれいな美術の本でも見ているような気分?
フェルメールの間に入ろうとしたら、撮影で止められてしまいました。中に
入ろうとしているのは、ニュースキャスターのハドリさん?
これはアムステルダムにあるやつですね。私が行ったときには、博物館がなんと
崩れ落ちて、なかに入れなかったんですー!またいつか行かねばな(=゜益゜):;*.’:;
これはデン・ハーグにある絵ですね。一度ゆっくり旅してみたい。
世界中の美術品の複製を作っているので、ものすごい数です。ひとつひとつゆっくり
見ていると時間がいくらあっても足りないし疲れちゃう。大物ばっかりだしなあ。
というわけで、まるで画集をパラパラとめくるように歩いてゆくしかないのですー。
なんか…これでいいのか?
遊覧船は、さっきバスで渡ってきた巨大な橋をくぐってゆきます。ここが四国と
淡路島にはさまれた一番狭い海峡。つまり太平洋と瀬戸内海をつなぐ、まるで
砂時計の真ん中の狭い部分のような形になっており、満潮になったり干潮になったり
するときに、激しい海流が起り、少し浅くなっている部分では潮の流れで渦が
できたりするというわけだ。
橋を下から見るって、なかなかないですよね。飛行機に乗って富士山を真上から
見たときには少々冒涜に近い気持ちになりましたが、橋を下から見たときには、
「汚れてねえかな」というくらいで罪悪感はありませんでした。やはり私は
低いところのほうが落ち着く人間なのかしらん。
向こうに見えているのも遊覧船。こちらよりでっかくて豪華な雰囲気。
さてそろそろ渦潮地点。どうですか、渦に見える?海の流れはなかなか激しいですが、
「渦潮」というように、きれいな丸い渦になることはなかなかありません。
このあたりは海底が段になっているようで、海面が激しく泡立っています。
船は海流の一番激しいところで数分とどまっていました。乗客も「おお!」だの
「あそこに渦が!」なんて最初は騒いでおりましたけれど、まあまもなく飽きてくる。
20分は短いかな、と思いましたが、まあ一応満足できる時間でしたよー。
今回の旅は、バスで神戸から淡路島を渡って徳島に入り、そこから列車で高松を
経由して岡山に出るという旅です。珍しくひとり旅ではなく、家族・親戚連れです。
なので「さきち・のひとり旅」の看板には偽りあり(^益^;
ま、今回はそういうことで。
画像は神戸、三ノ宮。新幹線で新神戸までやってきて、ここ三ノ宮から高速バスで
淡路島を渡り、鳴門海峡を見るのです。ひとり旅ならこんな「いかにも観光地巡り」を
やりませんよねえ。いつもとちと勝手が違います。居酒屋のカウンターやバーも
どうなるんだろう?
神戸から淡路島にかかる大きな橋を渡り、淡路島を通過します。高速道路であっという
間に洲本を通り過ぎてしまいました。淡路島だけでも何泊かしたい感じですけれど、
今回は徳島、高松、岡山に各1泊という、まるでパック旅行にような大移動。
高速道路の途中で下車するのは初めての体験。たしかに路線バスを降りている
人たち、見たことあります。画像の中央あたり、電話ボックスみたいのがある
でしょう?あそこが停留所です。降りるだけで、乗ることはできません。通路を
歩いて、なんか橋の下の裏口みたいなところからシャバに出ていくのです^^;
これから鳴門海峡に降りてゆきます。向こう側の山の上に、なにやら巨大な施設が
あるでしょう?あれは大塚国際美術館です。あとで行きますのでお待ちを。
さて15分も歩けば港に出て、これから「うずしお汽船」に乗るのです。これで鳴門の
渦潮を見るわけだ。HPを見れば、干潮満潮の時間、すなわち海に渦ができる時間帯が
出ており、もちろんバッチリいい感じのタイミングです。
船はこんな感じでした。30分おきに出ているのですが、このときはガラガラ。おそらく
観光バスがやってきたときに混雑するのでしょう。
さて出航です。たった20分だけど。ま、とりあえず潮風に吹かれて気分はいいゾ。
米国に移住してしまったギリシャ哲学者である女性が帰国したので、短い
再会をすることになりました。
すぐに空港に行かねばならないということで、駅の近くの蕎麦屋でした。
ははは。
そのときに頂いたのがコレ、Sauternes の Château Haut-Mayne
極上の貴腐ワインです。
口に含んだ瞬間に広がる凝縮された最高峰の甘いブドウの果実味。
まさに天上界の飲み物です。ギリシャ神話に出てくるヘレネ―が肩にのせた
酒壺から溢れ出た黄金の酒を口にしたような気分。(美女からもらった
というのも大事なポイントかもね^^;)
これを飲んだことがない人は、しあわせです。まだこの感動を始めて
味わうことができるのですから。さあ、誰に飲ませるか、どんな機会に
グラスを共にするか、じっくり考えましょう。これはひとりで飲むには
もったいない、あまりにも甘美な魔法の酒なのですから。