千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

千里山団地の木立の路

2006-08-26 00:25:51 | 千里山ウォーカー
朝夕はいくぶん過ごしやすい季節になってきましたが、未だまだ日中はきびしい残暑が続いています。今日のニュースの特集でも都市のヒートアイランド現象のことがテーマになっていました。その対策として最近のいろんな取り組みが紹介されていました。
先ず最初は六本木ヒルズでも採用されているドライミストです。非常に細かい水蒸気を撒き、その気化熱で辺りの空気をひんやりさせます。六本木のスタイリッシュなOLの上に降り注ぐドライミストは、未来的で何かおシャレな香水のように見えました。
次ぎはビルのガラスの表面に光触媒の薄い膜を塗布し、その上を何と0.1mmの厚さの滝を流し、その気化熱でビルを冷却しようとするものでした。建物の内側からも水の流れを通して涼しげな風景が眺められ、コスト的にも現実的な段階に入ってきているようです。
上記の二つの方法はテクノロジーを使った解決ですが、最後は自然の緑が発する水蒸気の冷却効果を利用した例で、小学校のコンクリート校舎の周囲にゴーヤを植え、すっぽりと緑葉で包み込むというものでした。TVカメラが教室に入ると、まるで雑木林の中にいるような感じがしました。後でゴーヤカレーの給食が楽しめるかも知れません。
千里山でも例えば大丸ピーコック前の舗装道路を通るよりも、平行する千里山団地の中の緑の路を歩いて図書館や駅まで行く方が、同じ理由で快適なのだということです。この素敵な路を毎日もっと利用しましょう!!