昨夜は午後6時半から吹田メイシアター・中ホールで行われた「高石ともやのフォーク&トーク」に行ってきました。千里山自治会の掲示板情報を以前ご紹介しましたが、社会福祉法人寿楽福祉会主催の無料イベントです。千里山二丁目にある特養老人ホーム寿楽荘も共催となっていて、千里山の住民も高石ともやファンで満員の会場に大勢入場していたように思いました。日頃親しくしているKさんも来られていて、待ち時間にお茶をご馳走になるなどライブを一緒に楽しみました。
さてライブ&トークですが、7割位の時間がトークになっていて、ステージや深夜ラジオで鍛えられた巧みな話に引き込まれました。先輩や家族など身近な人達との深いお付き合いの中から学ばれた、人生の知恵や現代生活への問題提起などを、かなりの早口ですが明瞭なトーンで真摯に語られます。その合間にブルーグラス風のメロディーに自在に歌詞を載せたオリジナル曲や、スタンダード・ナンバー(訳詞)そして童謡まで折り込み聴かせて貰いました。
終盤では先日自殺された加藤和彦さんを悼み、北山おさむさんを含めた関西フォークの仲間との想い出を話されました。加藤和彦さんの遺書に書かれていたという音楽状況への絶望の背景とその歌に、高石さん流に深く暖かい解説を加えながら、会場全員で『あの素晴らしい愛をもう一度』を歌いました。
最後にプレゼント抽選会があり、Kさんには3等のぶ厚い介護の本が当たり、ステージに出て握手をして貰っていました。
【追記:写真】千里山のイベントでお馴染みの田川淳さん達も、寿楽荘千里山西デイサービスセンターのスタッフということでアドバイスを貰い一曲歌いました。