僕は中学生のある時期に作詞をしていた記憶があり、故郷の海沿いの放課後の教室でノートに何か書き連ねていた情景が浮かんできます。そのノートは今は紛失してしまって何を書いていたか定かには覚えていないのですが、もしかすれば実家の屋根裏部屋などを探せば残っているかも知れません。
また高校に入学してからは朝夕の汽車通学の途中、参考書を片手に受験勉強に勤しむ合間に、『鳩』というPeace Songを作ったのが処女作で、その曲は何十年か過ぎて今でも楽譜として残っています。覚えたてのアルペジオでイントロやエンディングも丁寧に作り込んでいて懐かしいです(現在の曲作りはもっとラフですが‥‥反省)。
それはともかく、先日お気に入りの作詞作曲の参考本の一冊をブログでご紹介していたところ、思いがけずに著者の野口義修(よしのぶ)先生からコメントを頂きまして、10年振り位に大阪・関西方面の読者との触れ合いを目的に、ちょうど作詞作曲セミナーを企画されていることを知り、セミナー後の懇親会だけでも参加してはと誘って頂きました。
思い返せば僕は長く曲作りを続けてきながらも、あまりライブ発表とか或いは他のシンガーへの曲の提供なども積極的に行ってきませんでした。時折に関西の大きな星祭りイベント(第1回2001年)のステージで『SKY FULL OF STARS』が西村賢三さんのバンド(女性ボーカル)で歌われたり、最近では子供ミュージカルで挿入歌を演じて貰ったりしたことはありますが、その度に作者としてとても嬉しく充実した気持ちになりました。しかし大抵はオリジナル曲を一応完成させるだけで僕の中では終わっていた感がありました。
それがブログを始めてから直ぐに作詞を掲載するようになり、また音楽共有SNSのMySpaceに曲を登録するなどを少しずつ重ねる中で、今までのままではやはり寂しいのではと次第に思うようになりました。そして現在はようやく自主製作ですがオリジナル・シングルCDの企画も温めています。
そのようなタイミングで野口義修先生からお誘い頂いた作詞作曲セミナーでは、もちろんプロの裏ワザやテクニックなど現場の空気に触れることも興味深いのですが、後の懇親会も通じて同好の仲間とのこれからの交流を楽しみにしています。今回の作詞作曲セミナーのホームページをご覧になって興味のある方は、ぜひ一緒に参加を考えられてはいかがでしょうか。
※ 僕がいつもお世話になっている大阪梅田三番街のナカイ楽器店にも、写真のように入口の告知板にセミナーの小さな案内チラシ(拡大)を快く置いて頂きました。ショップに行かれたら手にとってご覧下さい。
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