千里山ブラウズ

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会誌『千里山』第13号

2010-08-15 00:01:04 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 千里山出身者の東京・関東方面の親睦会である千里山会の会誌『千里山』第13号を、今年も会友(千里山.NET)として事務局より贈呈して頂きました。
 今号は編集作業などがスムーズに進まれたとかで、例年より少し時期が早くお送り下さいました。団塊のリタイア世代の会員ばかりではなく、若い現役会員の方で編集や名簿作りが手伝われたということは、千里山会の将来的な存続・発展にとっても喜ばしいことだと思います。
 巻頭には、千里山会の世話人代表も務められ、日本の整形外科学会の最高権威であった黒川高秀先生(2009年12月逝去)への追悼文が、同期生の方達により寄稿され故人の人となりを偲ぶ号ともなっています。
 また、お馴染みの小学校物語りや千里山時代の遊び、千里山線の電車特集などの興味深い読み物シリーズ、そして田代しんたろうさんの漫画『玄関の王子様』も、いつもながら誰の心にも残っているような幼心の繊細な想い出が描かれています。
 ただバナナの一房をお土産に貰う下りは、やはり郊外とはいえ大阪という都会の子供という感じが、徳島の美波町という本当の田舎育ちの僕には羨ましさとともにありましたが‥‥。そう言えば現在ヒット中のNHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』に、東京でもバナナが高価な貴重品という時代が描かれていました。
 写真は9回生の飯島泰蔵さんの水彩画「特集・想い出の千里山」のページです。旧・千里山駅や木造校舎などが青味を帯びたノスタルジックな色調で、愛情を込めた丁寧なタッチで描かれています。
 この『千里山』第13号をはじめバックナンバーも、ちさと図書館や千里山会館などにも寄贈されていると想いますので、想い出豊かな千里山と人々に興味のある方はぜひ手にとってご覧下さい。