千里山団地の建て替えに伴う駅前周辺再開発のメイン工事の一つ、阪急千里山駅のホームを跨ぐバイパス道路の準備がいよいよ始まりました。
住民だけではなく近隣の千里線の利用者から親しまれていた、桜並木が7本も伐採されて対面のホームから見てもすっかり寂しい風景になりました。週末はその伐採工事の大型クレーンの姿と、チェーンソーの音が桜木の悲鳴のように猛々しく響き渡っていました。休みになって改めて駅ホームのわずかに残された桜並木を見ると、大きく変貌しそうな周辺の風景がこの先どのようになっていくのか幾分心配にもなってきます。
バイパス開通に応じて駅側の文化踏切が車が通過できない歩行者専用ゾーンとして、現在の過密で車と人が混在し危険な状態を解消するのとともに、人(自転車も)の流れが大きく変わって来ると予想されています。先日も各辻に計測者が一日中座って、通行する人と車のデータを取っているのを見掛けました。そのような数値を元に人や車の流れをシミュレートし、予想される生活環境の変化などを街計画の参考にしたり、住民報告会や自治会の掲示板などで公表してくれるのかも知れません。