先日の夕刻、千里山駅前のカフェから月が丘のマンションに帰ってきた時に、遠目から入り口のスロープ付近に消防車と救急車が停まっているのが見えました。音は無かったのですが赤い回転灯が物々しい雰囲気をさせています。
実は出掛ける前に部屋の中に火を点けた蚊取り線香を残して閉め切ってきたことを想い出し、絶対に引火しないように中央のガラス・テーブルの上に乗せていましたが、部屋に籠った煙に火災報知器が反応しないとも限らないし、もしかして何らかのことが起こり‥‥と考えると近づくにつれて段々と胸の鼓動がが高まってきます。何かあれば携帯にでも連絡がある筈と想いつつも不安でした。
入り口スロープを避けて側道から部屋に戻り自室が無事なのを確かめると、外に出てきていた管理人のおばさんが見えたので近寄って尋ねました。
「蚊取り線香を焚いて外出してたのでドキドキしました。もちろん危なく無いように細心の注意もしていましたが‥‥」あのキンチョウの蚊取り線香の煙と匂いは苦手ですので、その際にはいつも消えるまで暫く部屋の外に退避しています。
「まだ蚊が出ましたか?」
「一匹だけ入り込んでしまって、部屋で結構あちこち吸われました。一匹でも夜に眠れなかったりすると困るので‥‥」
そして消防車と救急車が来た理由を尋ねると、詳しくは分からないけれども自分達のマンションでは無く、近くで住民トラブルがあったようだと言われました。何があったのか真相は今もハッキリしませんが、とにかく万が一危険に繋がるようなことは極力我慢した方が良いと反省しました。