吹田市博物館で3月17日(土)~4月22日(日)から「小松左京写真展 宇宙に翔く夢」が開催されます。
先日千里山駅前のカフェでお茶を飲んでいると、僕も参加しているまちづくり協議会のM事務局長が入ってこられ、いろいろお話をしている内に背中から降ろした膨らんだバッグの中からそのパンフレットを出して貰いました。
太陽の塔を背景に空を見上げている風の小松左京さんの写真は最近のもののようですが、僕などはベストセラーとなったSF小説『日本沈没』(1973年)を書かれてた、もっとお若い時期のエネルギッシュなイメージです。パンフレットを開くとそのような時代の白黒写真も含めた、生涯にわたるポートレートやスナップ写真が、大阪万博や阪神・淡路大震災など時代のエポックに沿って多数紹介されています。
『日本沈没』や『僕らの地球』などの著書の中では、遺作となった『3・11の未来 - 日本・SF・創造力』(2011年)も掲載され、それには「小松左京 最後のメッセージ」という帯が付けられています。この本に日本へのどんなメッセージが遺されたのか僕もぜひ読んでみたいと想っています。
千里山まちづくり協議会の春の散策ウォーク企画に、この「小松左京写真展」見学を組み込んでも良いかもとMさんは言われていました。昼食は吹田市博物館の近くにある高速の吹田サービスエリアに立ち寄ると良いのではないかとも。具体化すればまた街の掲示板などでお知らせすることになると想いますので、その時にはぜひご参加よろしくお願いします。
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