僕のようにソングライターの端くれとして作詞・作曲をしている者は、作った歌の最終的な確認やそれを他の誰かに聴いて貰いたいということで、出来ればDemo音源を作成したいと想います。
ギターの弾き語りなどで自己満足しているだけでは寂しいし、かといってライブ活動などをするには相当の技術的なレベルアップ、つまりそれに応えられる歌唱力と楽器演奏のための練習が欠かせません。そこでパソコンやMTR(マルチ・トラック・レコーダー:多重録音機)を使い何度も繰り返して録音し直したり、そのオーディオ・データの音程やタイミング・音量バランスを調整したり、各トラックの生音にリバーブ(反響)やイコライザー(音質)などいろいろなエフェクト(効果)を掛けたりしながら、じっくりとDemo音源を仕上げていくことができる宅録(自宅録音)環境が便利になります。
そのための知識や最新の機材などを学べる宅録専門情報誌が何冊か発行されています。僕が良く読んでいるものは『SOUND DESIGNER』ですが、他にも『Sound & Recoding』や『DTM MAGAZINE』といった月刊誌が有名です。内容はそれ程違いが分かりませんが、『SOUND DESIGNER』は中でも価格が比較的安いということと、毎夏に大阪で開かれる作詞・作曲セミナーで教わっている野口義修先生がコラム「3分でわかる 名曲のヒ・ミ・ツ♥」を連載されているので購読しています。
野口先生のお人柄そのままにユーモアと蘊蓄が散りばめられたそのコラムは、ビートルズを始め世界のスタンダードやアーティストをテーマに、最新の音楽シーンにもアンテナを広げながら、作詞・作曲に役立つ情報であたかも毎月受講するセミナーのように感じられます。
4月号ではジョージ・ハリスンの巧みなイントロとエンディングの技を解説しています。興味を持たれた方は音楽雑誌のコーナーを一度覗いてみて下さい。
SOUND DESIGNER (サウンドデザイナー) 2012年 04月号 [雑誌] | |
クリエーター情報なし | |
サウンド・デザイナー |
☆ 東日本大震災・津波復興支援チャリティーソング にご協力お願いします!
音 -Standing Day- | |
コバタイサオ | |
LIP-FLY |
☆ デフレ・スパイラルと長年それを放置してきた日本銀行(BJ : Bank of Japan 公式にはBOJですが)をテーマに制作しました。インフレファイターと言われる日銀ですが、ある時にはデフレンジャー(Deflation+Ranger)という自覚も持って、広く国民のために機能して貰いたいと想います。ぜひ一度ご試聴(YouTube)下さい!
デフレンジャーBJ | |
コバタイサオ : 歌詞 | |
LIP-FLY |