千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

蝉の初鳴きを聞きました

2008-07-16 20:06:05 | 千里山トラスト

 先週蝉の抜け殻が道路脇のフェンスのコンクリート礎石に取り付いているのを、通りがかりに見つけて携帯で撮影していたのですが、今日は今年初めて蝉の鳴き声が少し聞こえました。
 このところの連日の猛暑で蝉が鳴き乱れても不思議じゃないと思えるのですが、やはり蝉たちにも十分な用意が必要なのでしょうか、蝉時雨という夏本番にはまだ日にちが掛かりそうです。その頃になると部屋で仕事をしていても、締め切ったガラス窓を通して、近くの木々の喧噪が聞こえてきます。
 秋の夜長に鳴く虫の声を風流なものとして愛でるのは日本人しかいないとよく言われますが、そういう静かな声だけではなく、僕は蝉の喧噪も風流では無いですが季節を味わう景色として無くてはならないものと感じています。もちろん網を手に木に登って蝉を捕らえた想い出や、その羽の繊細な模様そして指に伝わる逃れようとする震動、それらの夏のできごとが諸々に瑞々しく蘇ってくるのです。
 今年こそマンションの子供たちを誘い、敷地内の立木を夜通し見守り、蝉が羽化する神秘的な写真を撮ってみたいと思っています。

【追記】夕方から少し涼しくなって、一瞬ですが綺麗なパープルスカイに染まりました。

神座(かむくら)ラーメン

2008-07-15 22:14:01 | Weblog

 今昼は10年ぶりくらいに、香芝インターチェンジを下りたところにある「神座(かむくら)」ラーメンに行き、ギョーザセットを食べました。独立する前に何度も訪れていたクライアントが近くにあり、その頃はよく「神座」香芝店に立ち寄ることが楽しみだったのを憶えていて、今日は早く時間調整をしてわざわざ想い出を味わいに行ったのです。
 「神座」はその後テレビなどで社長がよく取材されたり、また大阪市内にも何軒か展開されましたのでそちらでも時々は食べていましたが、やはり食べる場所というのは味覚と切り離せないものだと思います。そのようにシーンと一緒になった料理が僕には幾つかありまして、「神座」香芝店のラーメンはそういうものの一つでした。
 まあ、かなり思い入れがあったのですが、或いはそれが強すぎたのか、残念ながら思ったような味では無いように感じました。特徴である大量の白菜からの旨味が少し弱まり、鶏ガラ出汁とのさっぱりとした中に味わい深かったバランスが変わってきています。午後一で訪ねたクライアントの若社長も「白菜がもっと山盛りあったのにな‥‥」と同調されました。ただ、「こちらの嗜好や年齢による好みなど、味覚もだいぶ変わっているかも知れない。」というフォローもありました。
 真実は両方にあるようにも思えますが、野菜の旨味を特徴とするラーメンはとてもユニークだと思いますので、いつかもう一度納得した味で頂きたいと思いました。

Cafe Heureux (ウルー)

2008-07-14 23:05:35 | 千里山INFO

 今週のケーブルTV「ウィークリー吹田」では、千里山西の第一噴水近くにある小さなカフェ・レストランの「Cafe Heureux (ウルー)」さんが紹介されています。
 このお店は番組でも司会の2人が感想を言っているように、とてもアットホームで友達の家に遊びに来たというような寛げるお店です。聞くところによりますと若い女性の常連さんが多く、野菜を使ったヘルシーなプレートランチや、季節のフルーツがたっぷり入った甘さ控えめのスウィーツが評判となっています。最近はなかなか伺えませんが、僕も初めの頃にバナナケーキを美味しく頂いたのを憶えています。
 番組でも自慢のスウィーツが2品紹介されていました。桃のショートケーキは珍しく画面から桃の香りが漂ってくるようでした。桃は僕の大好きな果物ベスト3に入りますので、絶対に近いうちに食べに行きたいと思いました。もう一つのガトーショコラも周りに他種類のフルーツを惜しげもなく飾り付けて、焦げ茶のケーキに原色が映えて見た目でも楽しめる絶品スウィーツです。
 途中で動画カメラが電池切れで機能しなかったため、残念ながらお店の場面が撮影出来ていませんが、今回はケーブルTVでぜひ皆さんご自身の目で確かめてご覧下さい。

【追記】スウィーツ2品の動画を撮りましたので、YouTubeにアップします。

千里山の商栄会寄席

2008-07-13 23:14:36 | 千里山人(ちさとのやまひと)

 今夜7時から千里山会館で商栄会主催の懇親会寄席が開かれ、桂雀々さんと桂紅雀さんがが汗拭きふきの熱演で会場を大いに沸かせてくれました。お二人共に千里山在住が長いのですが、このように地元の落語寄席に招かれたのは初めてということで、地元ならではの話題を枕に折り込みながら、さすがはプロの話芸で(お得意の顔芸もまじえ)約一時間半の間笑いっぱなしでお腹が痛くなる程でした。
 これまで商栄会の懇親会と言えば新年会の宴席に始まり、梅田のホテルレストランでの食事会、そして2年に一度の日帰り観光ツアーというのが定番でした。今年の落語会は少し目先を変えての企画と聞きましたが、出席率も上々で大成功だったのではないかと思います。それにしても千里山にはまだ桂春の輔さんや桂小米朝さんといった有名な落語家さんがいらっしゃるので、商栄会の事務局にはこれからも楽しい催しを期待したいと思います。
 落語と言えば秋には千里山まちづくり協議会が昨年に引き続いて、千里寺で上方落語寄席「千里(ちさと)亭」が予定されています。今夜のような素晴らしいプロの話芸とはまた違う、そして一般の住民誰もが楽しめるアマチュアの気楽な落語もそれはそれで良いものです。

JERO covers

2008-07-12 23:55:43 | 作詞・作曲

 夕方、同じマンションの住民で以前一緒に自治会の役員をさせて頂いたことのあるご婦人から電話があり、音楽CDのコピーを焼いて欲しいと頼まれたのですが、煩雑な仕事中ということもあって来週にでもやっておきます、ということで一応預かることにしました。でも、よく見ると黒人演歌歌手のJEROの『covers』でしたので興味が湧き、一息入れながら車の中で聴くためというCDコピーを焼いてあげました。
 CDを焼きながらバックで聴いてみますと、テレビCMでも流れている『氷雨』がJEROのどこか温かみのある声で流れてきます。『氷雨』は日野美歌の歌唱で有名ですが、ヒットした1982年当時は佳山明生という男性歌手との競作でした(佳山明生が1977年に発盤、1981年再発盤と出したがヒットしなかった)。遅咲きの曲でしたが、5年越しでのヒットというのが信じられないくらいの名曲です。日野美歌の凝視するような眼差しと、やや気怠さの漂った歌声に女性の色気を感じたのを憶えています。
 この歌をカバーしている歌手は多いと思いますが、僕の中ではオリジナルの日野美歌を超える歌唱はありませんでした。それほどにこの曲とベストマッチしていたと言えますが、おそらくそのことと次のヒット曲に恵まれなかったこととは関連性があるように思われます。そして最近JEROの歌で久しぶりに聴いた『氷雨』は、おっという感じで耳に残りました。
 魅力的な眼差しのビジュアルももちろん良いのですが、節回しも正統演歌という上手さで、先にも書きましたが温かみのある響きの良い声です。このCDでは選曲もよく考えられています。よく日本人には黒人のようなノリやリズム感は無理だと言われますが、逆に幼い頃におばあちゃんに教わったとはいえ演歌の心を完璧に歌いこなすJEROを見ていると、後天的な音楽との触れ合いの深さが大きく影響するのだなと思います。

COVERS
ビクターエンタテインメント
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iPhone3Gの発売

2008-07-11 18:48:18 | Weblog

 今日7月11日は予てより待ちにまったAppleの携帯電話iPhone 3Gの発売日で、僕自身はauのデジカメ携帯の契約期間が残っている間はしばらく無理なのですが、やはり話題の使い心地を試してみたいと思いソフトバンクの売り場を覗きに行きました。iPod Touchの“タッチ感”は既に売り場で触りまくっていますので、特別の感慨は無かったのですが、電話とインターネットがシームレスに繋がっている感覚はやはり新時代のものかも知れません。
 梅田ヨドバシカメラの売り場では整理番号を配布するという形でさしたる混乱も無いようでしたが、平日の午後とあってさすがに全体的にはお客さんの数も少なく、ソフトバンクのエリアに設けられたiPhone 3Gのデモコーナーだけが人だかりになっていました。午後の始まりとともに完売となったようで、この後は入荷日や数量など未定ということで、予約も受け付けられないようです。
 貰ってきたカタログを見てもそのシンプルな美しさが伝わってきます。スタートボタンの他は全てタッチパネルによるソフト操作で、将来的なプラグインによる機能拡張性を見据え、画面を横向きにしたり電話使用モードなどでは、自動的にそれぞれに適した環境に変化するなど、実際の使用状況が細やかに考えられたあとが伺われます。機器自体がシンプルなので、画面に現れる個々のグラフィックの美しさが際立つ仕掛けなのでしょうか。
 僕のauでは現在音楽プレーヤーやインターネットはほとんど利用していません。音楽はiPod nanoで聴いていますが、もしiPhone3Gにできるとすれば音楽もインターネットもパソコンのようにどんどん使うような気がします。やはり僕にとっても魅力的なアイテムです。

ちょっと早い鰻丼定食

2008-07-10 18:46:01 | 千里山INFO

 今年の土用の丑の日は24日(木)らしいのですが、千里山駅前レッチワース・ロード横にある仕出し屋「魚伊」さんの店前ではもう蒲焼きが行われ、駅前交差点の辺りからその匂いが漂っていました。ここ何年かはこの季節になると丑の日に限らず、定食のメニューとして鰻丼定食が何回か振る舞われるようになっていますが、以前暦的にも一年に2度土用の丑の日があった年以来、それ以外の日にも登場するようになったと記憶しています。
 僕自身も鰻は大好きで、よく行っていたのが有名な千日前の「いづもや」さんでしたが、先日店の前を通りかかったら閉店されていました。大阪の庶民に「まむし」を広めた老舗ということを聞いていましたが、難波のおばさん達の気さくな接客が心地よいお店でした。先日ついに閉店してしまった道頓堀の「くいだおれ」といい、いざ無くなるとなれば大きな話題になる老舗大衆店の売り上げが厳しくなっているというのは、時代の変化とはいえ寂しい限りです。老舗の伝統とは変化しないことというのもある意味真実だと思いますが、生き残って行くには時代のニーズにどう対応していくか、常に小さな修正や思い切った刷新が必要とされているのかも知れません。
 鰻と言えば産地偽装の問題や出戻り鰻の存在などが世間を賑わせました。「魚伊」さんが使われている鰻は国産の三河から入荷と書かれていますが、今年の鰻丼定食も肝吸い付きでふっくら美味しく満足しました。僕自身は出戻りであろうと国産であろうと、偽装表示は別として安全で美味しければさして問題ないのですが‥‥。

※ 次は17日(木)にも鰻定食が登場予定です。

スキルの維持

2008-07-09 23:55:52 | Weblog

 本当に久しぶりに3Dソフトを使ったら、悲しいほどかなりの操作を忘れてしまっていました。デザイン事務所に勤めていた何年か前にも、半年くらい使わなくて急に仕事で必要になり、焦りながらも取りあえず進めていると、半日で感覚の80%は戻って来たことがありますが、今回も大丈夫だと思いつつどうなるか少し不安も覚えています。
 僕にとっては、Illustrator(ドロー)・Photoshop(ペイント)・Shade(3D)・Flash(WEBアニメーション)・Dreamweaver(WEB作成)がデザインツール・ソフトで、プロフェッショナルとしてのスキルを積んできていると思えるものです。ショートカットも混じえて、考えるより先に自在に手が動くレベルまで訓練してきた積もりです。いわば身体に叩き込まれているはずでした。
 しかし、仕事の内容がコンスタントに発生するというよりも、どちらかに偏った種類のワークが続くことが多く、全てに共通する基本のIllustratorとPhotoshop以外のソフトは、時に長い期間使わないことになってしまうのです。
 バイオリンやピアノなどの楽器演奏家や声楽家、またプロスポーツの世界では一日練習を休んだら、調子を取り戻すのにその倍の2日掛かると聞きました。それに比べれば以前半日で取り戻せた僕のスキルはどんなレベルかと疑われますが、今回は正直もっと高いレベルのケースなので少し時間が掛かりそうです。
 スポーツで付けた筋肉を落とさないような、このようなスキルの維持について何か良い方法は無いものでしょうか? 定期的なメンテを心掛けていくことしか思い付きませんが、これが実際にはなかなか難しいのです。

スティーブ・ジョブズ

2008-07-08 23:26:58 | Weblog

 米経済誌『フォーチュン』でも経営者として高く評価されているAppleのCEOのスティーブ・ジョブズに関する本を最近何冊か読みました。元々僕自身パソコンではMacを主に使っていますし、雑誌などで少しは知っていたということはあるのですが、新書版で一冊詳しく読んでみるとその考え方やカリスマ性に興味が尽きないといった感じで、とうとう写真集BOOKのようなものまで買ってしまいましたが、それがまたとても良くできたとても刺激になる本でした(元は専門誌『MACPOWER』に連載されたもののようです)。
 ジョブズはパソコンの草創期に、MacintoshというGUI(マウスをディバイスに使ったウィンドウ・スタイルの見て分かるインターフェイス)に優れたプロダクトを初めて製品化したことで有名ですが(発想はゼロックスの研究所にありました)、その後一時はAppleを追われるように離れている間も、ピクサーというCGアニメーション制作会社を率いて『トイ・ストーリー』や『ファインディング・ニモ』でディズニー・アニメに新たな方向性を指し示し、そして10年ほど前にAppleの経営者に返り咲いてからは、瀕死の経営状況にあったApple・ブランドを立て直すべく、インテリアライクなiMacでトランスルーレント・ブームを巻き起こしたり、iPodやiTunes Storeで音楽業界に大きな変革をもたらし、現在はiPhoneを押し立てて携帯通信の分野にも新たな枠組みやプロダクト・シフトを創り出そうとしています。「もはやパソコンの時代は終わった」と言われていた時代に「パソコン・デジタルハブ・ライフスタイル」を掲げて冷笑されていたのが嘘のように、現在では多くの関連メーカーがApple追随に躍起となっているようにも見えます。
 これ程までに精力的でクリエイティブな仕事を続けるその秘密が、それぞれの本により様々な観点から描かれているのですが、経営者というよりもプロデューサー的な資質に恵まれた上に、カリスマ性と経験が加わって確信に満ちたビジョンを歩んでいます。現代は経営者にプロデューサー的なリーダーシップを求める時代となっています。果たして近い将来Appleの快進撃を止める(日本)企業は現れるのでしょうか。
 
iPodをつくった男 スティーブ・ジョブズの現場介入型ビジネス (アスキー新書 048) (アスキー新書 48)
大谷 和利
アスキー
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スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)
竹内 一正
経済界
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スティーブ・ジョブズ 偉大なるクリエイティブ・ディレクターの軌跡(写真集BOOK)
林 信行
アスキー
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ストレス緩和

2008-07-07 22:18:08 | Weblog

 梅雨明けももう直ぐだと思われますが、どんよりした曇り空に蒸し暑さが加わって不快指数が高まる今日この頃です。特に心身ともにストレスが溜まりがちな季節に、ストレス緩和・解消法を教えてくれる番組を見ました。NHKの朝の「生活ホットモーニング」のクイズ形式のストレス緩和についてのアドバイスは、日頃身体を動かすことも少なくパソコンを操作するワークも多くなり、B型と言えどもさすがにストレスが溜まりがちな最近の僕にとってもとても参考になりました。
 番組で東大の熊野宏昭先生がアドバイスされていたのは、先ずストレスと面と向き合って客観視することでした。人間関係や痛みなど多様なストレスに対して、「避けず、妄想せず」というキーワードでストレスそのものを観察することが大事で、避けることでいつまでもストレスの種を残したり、実際以上にエスカレートさせてしまったりということが少なくなると言われています。そして「力まず」というキーワードでリラックスすることを奨め、その方法を幾つか具体的にあげていました。
 リラックスの方法として「自律訓練法」の初歩的なものが紹介されましたが、それについては以前僕もブログで参考本をご紹介したことがあります。でも、今日はその方法でリラックスするとその効果を蓄えることができるというのを初めて知りました。そして長く続けていると脳の前頭葉で退化が抑えられるということです(実は僕はかれこれン十年続けています)。

ストレスに負けない生活―心・身体・脳のセルフケア (ちくま新書 674)
熊野 宏昭
筑摩書房
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冷蔵庫が故障した

2008-07-06 19:18:36 | 千里山INFO

 最近の日曜日の昼食は千里山駅前の「C's Garden Cafe」で、ちとせ定食とホットコーヒーを摂ることが多いです。五穀米のご飯もヘルシーですが、食前“酢”として黒酢のハチミツ割が出され、また口直しにハチミツヨーグルトも添えられて、初夏の蒸し暑さが気分もサッパリとした感じになります。ただ年中の真冬にもこの2点セットが添えられるので、その頃はどうしても足が遠のいてしまいます。
 今日も出掛けていくと迎えてくれた店の女の子の言うには、冷蔵庫が故障して使えないので食事のメニューの対応ができないとのことでした。
「それなら看板か何か出しておけば良いのに。」
「入り口前に出させて頂いてますが。」
「そうなの‥‥気がつかなかった。いつまで?」
「先ほど修理に来て貰ったので、今日いっぱいです。」
「じゃあ、別のところで食べてくる。」
 ということで店を出てホカ弁を買い近くの公園で食べ終えた後、再びカフェを訪れて男子の店員に詳しく聞いたところでは、冷蔵庫ではなく200Vの業務用配電の部分がショートしたらしく、ショーケースのケーキ類は直ぐに100V用の小さな冷蔵庫に移動し助かったのですが、料理食材については廃棄となってしまったということでした。
 明日からは通常のようにランチなども大丈夫と思いますので、(お店に成り変わり)ご愛顧よろしくお願いします。

七夕の集い

2008-07-05 23:55:55 | 満天の星

 今夜は天文サークル「満天の星」の七夕の集いがあって、梅田のタワービルが林立する地域の一郭にある毎日新聞ビル2Fの、「舞月」という全室個室の居酒屋に行きました。
 この辺りは僕の通ったデザイン専門学校があるのですが、都市の再開発でその頃とは大きく高層ビル群街へと様変わりしています。しかしビジネスビルと高級ホテルが多いことと、場所的に梅田駅から少し離れたところだからか、土曜の夜にしては静かな雰囲気の中で、2時間飲み放題のコース料理は3,000円でリーズナブルな感じでした。
 七夕の集いは年々参加者が少なくなっていっているようで、少し寂しい状況になってきておりますが、たまに会って近況など知ることでその交友関係が続いていくのだと思います。光量不足で手ブレしてしまった写真の3名の女性参加者も、趣味の登山で夜空の星の美しさに感動し、もっと宇宙のことを知りたいと思い初めて参加してくれた新人さんや、結婚されて子育て中にもかかわらず旦那さんに赤ちゃんを預けて、本当に久しぶりに参加してくれたメンバーも居て、それぞれに色々な話題を提供し合い楽しい時間を共有しました。
 趣味のサークルはある種同窓会的な親しみと気楽さがあり、仕事のことや恋愛のことなど話は留まるところを知らず、気分も開放されてあっという間に2時間は過ぎていきました。

訪問サービス

2008-07-04 22:30:06 | 千里山INFO

 今朝の「ズームイン!!SUPER」の中で、ある団地で大学生たちのNPO法人が配達サービスを始めたことを採り上げていました。高齢者や妊産婦を主な対象にして、商店街やスーパーで買い物をした重い荷物を、一回50円の低料金で長い階段のある上階まで運んであげるというものです。小さな利益で地域に密着した生活サービスであるコミュニティー・ビジネスの代表的なものですが、従来の団地に限らずこれからのマンションでも起こってくる問題解決に繋がるのではと解説されていました。
 先日、路上で久しぶりにHさんにお会いしました。Hさんは整骨院で仕事をされている方ですが、以前から独立したいという夢を話されていました。
「前に聞かせて頂いたこと、どうなりました?」
「お店を持ちたいけれど、当然に大きな資金も要るし、場所なども適当なところがなかなか見つからないので‥‥。」
「そうでしょうね、失敗しないようにじっくり考えますよね。最近、訪問マッサージの車を時々見掛けるんですが、無店舗スタイルも面白いんでは?」
「それ一本というのも不安ですので、お店と両方でやるのはこれから良いとは思っているのですが。」
「それは誰でも発想することだと思うので、逆に訪問サービスに特化して、その代わりに新しいやり方を考えるのです。例えば思いつきですが、そんな訪問サービスばかりが集まって、多くのメニューが揃った共通カタログでそれぞれに推薦・営業もし合うというのはどうでしょう? 歯医者さんとか美・理容師さんとか、僕などはパソコンソフトの訪問教習とかで参加できますよね。ナショナルショップのような街に密着した小さな電気屋さんも、冷蔵庫などの買い換え需要の情報を探していたりします。車で移動できる範囲もかなり大きな商圏ですので、そんな相互情報営業システムを考えても面白いでしょうね。」
「なるほど、面白いかも知れませんね。少し考えてみます。」
「その時はカタログ・チラシやWEBサイトもデザインしますのでお気軽にご相談下さいね!」
 こんな会話をして別れましたが、さてどうなることでしょうか。


小さな駅舎にて

2008-07-03 23:55:53 | Weblog

 今日はお昼前に奈良県の会社を訪ねるために、JR志都美駅で快速電車を降り、予定より少し早く着いたので、その小さな駅舎で時間調整をしました。
 周辺は西名阪自動車道も通っていてかなり開けてきている地域ですが、その駅舎には切符の自販機や自動改札ゲート以外は、懐かしさの漂う昔ながらの風景が広がっています。駅舎内に居ても明け方の雨上がり後の蒸し暑さに変わりがなく、駅前の露地のロータリーに出てみると、その側に立派な顕彰碑が立っているのに気が付きました。
 読んでみると昭和30年末に志都美駅が竣工するに至る、当時の志都美村村長や村議会議長などの陳情・折衝の困難と尽力の様子が述べられています。地域発展の礎を築いた先人への感謝の気持ちに溢れた文章に、大正時代に我が千里山のまちづくりに中心的な働きをされた大阪住宅経営株式会社の顕彰碑の文を想い出しました。おそらくその時代から余り変わっていないだろうと想われる駅舎の佇まいは、初夏の強い日差しの下で時々訪れる女学生やお年寄りの姿を何か物語めいて感じさせます。これからまた何度も訪れそうな予感のする駅風景でした。

※ 駅舎の近くで「着物病院」の面白い看板を見つけました。テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」に応募してみました。

音楽配信サイト

2008-07-02 21:53:27 | 作詞・作曲

 僕はMySpaceというYahoo!系の音楽をメインにした世界的な会員数を誇るSNSに登録し、『SKY FULL OF STARS』などのオリジナル曲もアップして、少しずつですがフレンダリーなWEB交流をしています。それを通じてインディーズ活動を熱心にされているアーティストやバンド・ユニットからは、ブログ情報やライブ・イベントへのお誘いも多く寄せられます。時折は外国人の場合もあるフレンド・リクエストを辿ってプロフィール画面を覗くと、レベルの高い色んな傾向の楽曲がアップされていて楽しめます。
 世の中に広く知られる楽曲の多くは、いわゆるメジャーなレコード会社や制作会社からCDやインターネット(モバイル着メロ)配信という形で提供されています。最近では話題曲のほとんどがTVドラマやCMとのタイアップとか、もしくは大きな広告料をかけてキャンペーン的に売り出されているのが現状です。最近の映画の例で言いますと『マジックアワー』の宣伝でTVに出まくっていた三谷幸喜監督の姿が思い浮かびますが、とにかく映画を鑑て貰わなければ何も始まらないという発想のように感じました。
 一方海外のアーティストの中には敢えて無料で新曲をインターネット配信し、その曲を良いと思ってくれたより広いFANがライブやコンサートに足を運んでくれることで生計を立てようというビッグネームも現れてきています。もちろんそれ程までにメジャーな存在になっているアーティストだから出来るという面もあると思いますが、もう少し草の根的な楽曲との出会い方の発想や仕掛けが無いものかと考えます。
 そういう仕掛けの一つに音楽配信サイトといわれる、主としてインディーズの人達の楽曲を集め提供するWEBコミュニティーがあります。よく知られたものとしては上にあげたMySpaceの他に、日本最大のインディーズ音楽配信サイト『muzie』、様々なプロモーション企画にも積極的な『NEXTMUSIC』、ヤマハが運営しオリジナルだけでなくコピー演奏も受け付けている『MySound』などがあり、多くの楽曲を聴くことや基本的にダウンロードもできます。しかし、これらのサイトは未だまだ将来のメジャーへの登竜門か、NEWスター候補の発掘場所としての位置づけに甘んじているように思えます。
 それら無料登録サイトとは別に、有料という対価を払ってでもプロフェッショナルを目指す人達を対象に、多くの音楽関係者への楽曲の推薦や紹介などの仕掛けを掲げている『mf247』や、アーティスト・ページを持てたりインディーズでも音楽配信収益が上げられるシステムを構築している『syncl』があります。そして僕は近々プロモーション的に『mf247』を試用してみたいと思っています(初めに登録審査があるようなのですが‥‥)。