先週蝉の抜け殻が道路脇のフェンスのコンクリート礎石に取り付いているのを、通りがかりに見つけて携帯で撮影していたのですが、今日は今年初めて蝉の鳴き声が少し聞こえました。
このところの連日の猛暑で蝉が鳴き乱れても不思議じゃないと思えるのですが、やはり蝉たちにも十分な用意が必要なのでしょうか、蝉時雨という夏本番にはまだ日にちが掛かりそうです。その頃になると部屋で仕事をしていても、締め切ったガラス窓を通して、近くの木々の喧噪が聞こえてきます。
秋の夜長に鳴く虫の声を風流なものとして愛でるのは日本人しかいないとよく言われますが、そういう静かな声だけではなく、僕は蝉の喧噪も風流では無いですが季節を味わう景色として無くてはならないものと感じています。もちろん網を手に木に登って蝉を捕らえた想い出や、その羽の繊細な模様そして指に伝わる逃れようとする震動、それらの夏のできごとが諸々に瑞々しく蘇ってくるのです。
今年こそマンションの子供たちを誘い、敷地内の立木を夜通し見守り、蝉が羽化する神秘的な写真を撮ってみたいと思っています。
【追記】夕方から少し涼しくなって、一瞬ですが綺麗なパープルスカイに染まりました。
このところの連日の猛暑で蝉が鳴き乱れても不思議じゃないと思えるのですが、やはり蝉たちにも十分な用意が必要なのでしょうか、蝉時雨という夏本番にはまだ日にちが掛かりそうです。その頃になると部屋で仕事をしていても、締め切ったガラス窓を通して、近くの木々の喧噪が聞こえてきます。
秋の夜長に鳴く虫の声を風流なものとして愛でるのは日本人しかいないとよく言われますが、そういう静かな声だけではなく、僕は蝉の喧噪も風流では無いですが季節を味わう景色として無くてはならないものと感じています。もちろん網を手に木に登って蝉を捕らえた想い出や、その羽の繊細な模様そして指に伝わる逃れようとする震動、それらの夏のできごとが諸々に瑞々しく蘇ってくるのです。
今年こそマンションの子供たちを誘い、敷地内の立木を夜通し見守り、蝉が羽化する神秘的な写真を撮ってみたいと思っています。
【追記】夕方から少し涼しくなって、一瞬ですが綺麗なパープルスカイに染まりました。