橋本駅ほど近くに臨済宗鎌倉建長寺末寺の「橋本山香福寺」はある。1400年代初期に建長寺67世蔵海性珍が開山は、矢嶋左近某が中興。本尊は運慶作の「地蔵菩薩」である。風土記に当寺の支院として延寿堂と常慶庵があったとことが記載されている。江戸時代後期建立の「4脚門」を潜ると境内には「本堂」、「客殿」、薬師如来を安置している「薬師堂」、貞亨3年鋳造の「鐘楼」、「六地蔵」、中央には樹齢400年の「槙の大樹」が威風堂々の存在感を魅せている。また苔むした庭の前方には池が配置され鯉が優雅な泳ぎを見せている。寺域には自分をどう生かしていくかという命題を常に問われている気がする。((1408)


















