座間市栗原中央に栗原郷の鎮守で「相模の弥市」と言われた当地の豪農「大矢家」の先祖が天正元年(1573)に「王子大権現」を勧請して祀ったのが始まりとされる「栗原神社」は鎮座している。創建は天正元年(1573)。祭神は豊受大神、天御柱命、稚日留女命、道反大神、国御柱命。44号線、246号線立野台信号を左折、坂の左側目久尻川傍に鎮座している。「鳥居」を抜け境内へ入ると正面に大きな「パワーストン」が置れ、石橋が掛けられた「小さな池」の先に「拝殿」がある。「社殿」の本殿左側には市天然記念物の樹齢500年の古木「シラカシ」が聳えている。当社は平成25年(2013年)出火により「社務所」や「神楽殿」が全焼、当社の古文書「栗原寺社村鏡」の写本なども焼失したが、翌年再建された。江戸時代からこの地区の鎮守であり今も伝わる「祭囃子」は市指定重要文化財に指定されている。(2209)
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