以前は、あまりにテンションが低い学生達に対し、「香川大学微熱教室だなa」と思っていたわたくしであるが、最近はそれどころではなく単に暑い。灼熱教室、いや教室灼熱である。
それでも教室にせっせと通ってしまう学生を思うと、なんだか涙が出ちゃう……
というのは少し嘘であるが、普通に37度とかになっているのに教授会に出てしまう教員も大概であり、涙が出ちゃう……ちゃうわ、汗ですわ……。
https://www.asahi.com/articles/ASL7D5VM8L7DUCVL012.html?iref=comtop_8_04
暑さで頭がおかしくなっているのか、「18日の芥川賞選考会ではベテラン作家らによって、これまでの経緯や文学的な評価がどうなされるのか、注目されていた。」が、「18日の芥川賞選考会ではペテン作家らによって、これまでの経緯や文学的な評価がどうなされるのか、注目されていた。」に見えた。
ドラマ「カーネーション」では、戦争末期が真夏の出来事であることに注目していた。空襲から逃げ回り、夫の死亡通知を受けとっても、寝て居らず蝉の音で頭が働かない……それでも逃げなきゃ……。われわれのおじいさんおばあさん達、幼児だった親たちが経験していた戦争とは、クーラーのないなかで、頭がおかしい奴らにシねと命令され、爆弾から逃げ回ることであった。原爆が落ちたのも真夏である。われわれの支配層が、夏ばてしていた国民に「本土決戦」とかを強いようとしてたことを忘れてはならない。が、しかし――沖縄を本土とみていないという致命的なあれは一旦措いたとしても、問題は、おそらく、強いようとしていた割には、ちゃんと本土決戦なんかできなかったであろうし、本気ではなかったということであろう。われわれが、スターリングラード攻防戦のような地上戦をやるとはとても思えないのである。われわれは自分たちが考えているよりも「口先野郎」であることを自覚した方がよいと思う。
すごく久しぶりに、キース・ヴィンセントの子規論を読んだ。途中で、渡部直己の「強制的「不感症」」説がでてきてギョッとする。