ついに買ってしまいました!
DVD「志ん朝全集」上下巻。
出た当時から気になって気になって仕方ありませんでした。当時は一巻3万円以上したので躊躇していましたが、今は少し安くなってきましたので思い切って買ってしまいました。
CDはだいぶ揃えていたのですが、耳だけで聞いていると、仕草が分からず、声のないところで笑い声が聞こえると、どんなことをしているのか、こんなことか、あんなことかと想像して、気になってやきもきしていました。
あ~すっきりした。
やっぱりそうでした。落語は、「噺」なのですが、一人で何人かの人を演じ分けるのですから当然身振り手振りがつきます。人によって、声の変化だけでなく、「様子」が違ってきます。
旦那、小僧、おかみさん、ご隠居、バカ、それぞれに顔やカタチが違うのです。
その切り替え、変化、その演じ分けこそが落語の芸です。
「文七元結」で左官の長兵衛とおかみさんの喧嘩のやりとりなど、一人で同時に二人を演じる様子は、CDでは見分けることができませんでした。
やはり落語は間近で、目で見て耳で聞くものだと思いました。
まことに悔しいかな、生きているうちに生の志ん朝落語を見ることはできませんでした。
せめてDVDで、その芸を堪能したいと思います。
松林寺集中講座には、今年も柳家さん喬師匠をお招きしています。生の名人芸をここで見ることができます。是非お見逃しなく。
先日シゲル君が電話をくれました。
「集中講座の消毒薬買ってある?もうどこでも売ってないよ」
10月中旬に大流行しそうな予測の新型インフルエンザ。おおぜい人の集まる集中講座には手を洗うための消毒薬がなければダメでしょ。という心配の電話でした。
インターネットで買えるサイトを見つけたので、ということで、早速アクセスしてみましたが、薬事法の改正で、医薬品は以前に購買履歴のある人にしか売れないという返事。
近くの薬局に行ってみると、やはり売り切れということ。隣のホームセンターに寄ってみると、なんと入口に大量に置いてありました。
もちろん家庭用のジェルタイプのアルコールで、医薬品とは違いますが、ないよりはましだろうということで多めに買い込んできました。
でも、本当に大流行したら、イベントそのものが開催できないことにもなりかねません。
消毒薬程度におさまってくれればいいのですが。
第4回松林寺集中講座のチラシができあがりました。
落語の柳家さん喬師匠。聖路加国際病院副院長細谷亮太先生。シンガーソングライター中村ブンさん。
これだけの講師陣の講座を一度に聴けるのは(しかも1000円で)本当にお得です!今年は絶対にお勧めです。来年はどうするのか?そんなことは知りません。
それで、さん喬師匠の落語のCDを4枚買って聴きました。いいですねえ!人情噺が絶品です。
この人が本当に松林寺に来るのかと思うと、今からドキドキします。
その意図があったわけではありませんが、気がついてみると、今回の講師陣のお話は、それぞれ感動の涙を流すこと、間違いありません。それで、今回の講座のテーマは「感動の涙で、心の洗濯を」としました。ハンカチが3枚は必要です。
また、今回は前売り券と当日券の値段を変えました。おそらくこれまで以上の来場者が見込まれるため、事前にある程度の人数を把握したいという理由からです。
どうぞ、松林寺の本堂をいっぱいにして下さい。
今日は第4回松林寺集中講座の第1回企画委員会。
豪華講師陣も揃い、今年も賑やかに楽しく開催します。
これまで3回開催して、来場者にも講師陣にも一様に驚かれることは、「どうしてこんなに大勢の若いスタッフがいるの?」「どこから集めてきたの?」という点です。
昨年スタッフとして関わってくれた人数は45名。20代から50代の男女です。
200名の来場者よりも何よりも、このスタッフが、お寺の中を活き活きと動いてくれることが何よりうれしく、これだけでこの講座を始めて良かったと喜んでいるところです。
その45名がどうして集まったかといえば、その原動力は一番最初に集まった企画委員(当初6名、現在10名)です。
住職の思いに共感してくれた中心の仲間が、それぞれ自分の仲間をスタッフとして連れてくるという方式をとりました。
更にスタッフがスタッフを連れてくるという現象が起こり45名となっています。今年更に増えるかもしれません。そんなことをしたら、スタッフばかりになるじゃないかという意見もありました。いいじゃないですか。祭は見るよりもやった方が断然おもしろい。やっている人間がおもしろくなければ見る人もおもしろくなるはずがない。
ということで、今年もいよいよ始動いたしました。特に今回の講師陣はすばらしい!超一流の方々ばかりです。是非是非楽しみにして下さい。詳しくは以下で。
中村ブンさんという人をご存じだろうか。
シンガーソングライターで、「柔道一直線」や「太陽にほえろ」などに出演した俳優でもある。
彼の代表作である「かあさんの下駄」という歌が今静かな話題となっている。昨年NHK歌謡コンサートにも出演し、フジテレビ「どうも☆キニナル」で大きく取り上げられた。
「かあさんの下駄」は、今から30年前につくられたブンさんの実話を元にした歌で、貧しい親子の愛情が素直に語られている。
その中村ブンさんが、松林寺集中講座に来てくれることになりました!
私の知り合いの方の紹介でトントンと話が進み、快く引き受けていただきました。
更に3枚のDVDもご恵送いただき、今それを聴きながらこれを書いている。
素直に泣けます。
是非今秋10月13日をお楽しみに!
10月、松林寺集中講座に招聘を予定していたラオスの歌姫アレクサンドラは、彼女の都合で断念することになった。
今年は日メコン交流年でラオスが注目されており、10月頃に大きなイベントが入る公算が高いとのこと。本人は山形に来ることを楽しみにしている様子だったが、マネジャーである母親(いわゆるりえママ)が、予定を固定してしまうことに難色を示したとのこと。
こちらもドタキャンになっても困ると思い、早めに断念することにした。
その次の候補として現在あるアーティストにあたっている。ほぼ決定だが、確定するまでいましばらくお待ちいただきたい。
一昨日、アレクサンドラのコンサートのため新幹線で東京往復した際、車内誌「トランヴェール」2月号をパラパラとめくった。
JR東日本管内の情報誌だ。
落語の舞台となっている江戸の現在を訪ねる、という企画だ。何気なくめくってみると、その案内役となっている落語家がなんと!柳家さん喬師匠ではないか!
師匠には、この秋松林寺集中講座においでいただくことが決まっている。
露の新治師匠から古典落語の名人と紹介いただいていたが、やはりそうだったかと納得した次第。
あまりうれしくて、みんなに見せようと思い隣とその隣の席の分も、トランヴェールを三冊いただいてきてしまった。JRさんすいません。
機会があればご覧いただきたい。
アレクサンドラのコンサートも良かった。私服の彼女には会ったことがあったが、ステージ衣装を身にまとうと、一気にスーパースターの輝きを放ち、別人に見えてくる。
ラオスとタイの若者が虜になるのもうなずける。
集中講座の出演者二人に出会った気がして、10月が益々楽しみになってきた。
先日の松林寺集中講座の欄で少し紹介しましたが、ラオスのスーパーミュージシャンであるアレクサンドラは、現在慶応大学大学院の留学生で、今秋松林寺に来てくれることになっています。
そのアレクサンドラのコンサートが1月31日(土)東京であります。ラオスの歌や日本の歌、ヴァイオリンの演奏も披露してくれます。
私も顔を出すことにしていますが、お時間のある方、また、都内にお知り合いのある方にご案内いただければと思います。因みに入場券1枚を余分に持っています。ご希望の方はお知らせ下さい。同伴でまいりましょう。
詳しくは以下のページをご覧下さい。
今年第4回目を迎える「松林寺集中講座」その期日と講師陣が決定した。
期日は、例年の如く、10月第2土・日曜日の10~11日。
講師陣は今年も豪華な顔ぶれがそろった。
1,落語家 柳家さん喬師匠<shapetype id="_x0000_t75" stroked="f" filled="f" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe"></shapetype>
第2・3回と連続して講演いただいた露の新治師匠からの推薦で、古典落語の名人をお迎えすることになった。師匠は5代目柳家小さん。
毎年博多で「さん喬を聞く会」という恒例の高座があって、当初その日程と重なっているためだめだということだった。ところが後日の連絡で、何と!博多の高座の日程を変更して松林寺に来ていただけるということになったもの。その調整には、露の新治師匠自らが当たってくだされ、携帯やFAXで何度も何度も連絡をいただいた。露の師匠には心から御礼を申し上げたい。
どうぞ、さん喬師匠の名人芸をたっぷりとお楽しみください。
聖路加国際病院副院長・小児科部長。小児癌の権威で「がんの子供を守る会」副理事長でもある。
一方、亮々という俳号で俳句の世界でも活躍。「パパの子育て歳時記」「小児科病棟の四季」「医者が泣くということ」「生きるために、一句」などエッセイ・絵本・句集など著書も多数。「川の見える病院」は細谷先生が主人公のテレビドラマとなり、片岡鶴太郎が先生役を務めた。
河北町出身で、現在も毎週日曜日実家である細谷医院の診療を行っている。大変お忙しい中、日曜日の診療を午後休診にして松林寺に来て下さることに!
住職が副会長を務める社団法人シャンティ国際ボランティア会の関係で、ラオスから来日して現在慶応大学大学院に留学中のラオス人歌手アレクサンドラに歌声を披露してもらうことになった。
父はラオス人でラオス国立音楽・舞踊大学副学長、母はブルガリア人でピアノ教師。音楽一家に生まれたアレクサンドラは、早くから音楽に目覚め、15歳の時には初アルバム「サーイファン(夢)」をリリース。ラオス各地のコンサートには2~4万人が集まるスーパーミュージシャン。
横浜での「J-AseanPOPコンサート」にラオス代表として出演。愛知万博にも出演している。歌とヴァイオリンの演奏をお楽しみに!
4,地元 下・立小路連合大黒舞
オープニングとして地元の男女による大黒舞で賑やかに開講したい。下小路は男性のグループ。立小路は女性のグループ。これまで別々に活動してきたが、今回初めて連合の披露となる。果たしてうまくいくか、乞うご期待!
以上、今年も盛りだくさんの内容で開講する。是非たくさんの方においでいただきたい。
午後の開講だが詳しいプログラムはこれから。
入場料:1000円
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200名を超す老若男女が本堂を埋め尽くした。3回目で定着してきたという感がある。
オープニングの三浦光雄老師による相撲甚句の歌声に心しびれ、露の新治師匠のアンコール人権高座に笑いながら考えさせられ、佐野俊也老師の法話に涙がほろり、新治師匠の落語では抱腹絶倒、影法師のライブには「わかる、わかる」と頷きながら耳を傾けた。
今年も盛りだくさんの内容で楽しんでいただいた。しかし、スタートからラストまで約5時間半!80過ぎのおじいさんおばあさんまで、よく頑張って座っていたものだ。えらい!
40名のスタッフも、「帰るときの観客の満足した顔をみると、やってよかったなとうれしくなる」と言ってくれた。それが何よりもうれしい。
今年あまりに評判が良かったものだから、来年の内容をどうしようかと今から頭を悩ませている。
三浦老師が相撲甚句でよんでくれた松林寺の歌詞を紹介しよう。
ハアー ドスコイ ドスコイ
ここ最上の松林寺 甚句によめばヨー
心やさしい冨澤の 老若男女が合い集い
先祖の御霊(みたま)を供養して
本尊様にこい願う 家族の健康安全を
方丈様にめぐまれて 法話や落語のお話に
お地蔵様もほほえんだ 地域のパワーが結集し
松林寺様の繁栄を 本日おいでの皆様で
あげて尽力いたしますヨー
ハアー ドスコイドスコイ