なあむ

やどかり和尚の考えたこと

福島の旅

2012年09月11日 12時48分06秒 | ふと、考えた

一昨日昨日と、松林寺宿用院の檀信徒総勢25名で福島の旅に行ってきました。

普通に観光し、温泉に入りお酒を飲みご馳走を食べ買い物することが、福島の支縁になる、という思いから企画しました。

松林寺では、思ったほど参加者が集まらなかったため同級生の動員をかけた結果、大変賑やかで(過ぎ?)楽しい旅となりました。

また、両寺の交流にもなったと喜んでいます。

大内宿、末廣酒造、母畑温泉八幡屋、アンナガーデン、片岡鶴太郎美術庭園と名所巡りをし、福島市の長秀院さんで渡部祥文師のお話しを聴きました。

震災直後から原発事故後の生々しいお話、そして現状の問題、将来に対する困難な予想と、現地でなければ感じられない「空気」を肌で感じてきました。

渡辺師も話していました。「その場に行ってみないと分からないことがたくさんある」。

今後も被災地、特にも福島とつながっていくために、多くの皆さんに何度も出かけていただきたいと願います。

お土産物屋の方が話していました。「どこから来たの、山形から、山形の皆さんは本当に一生懸命支援してくれたよね、山形に何かあったらすぐに飛んで行くからね」。

これが「支縁」ですよね。

帰りには福島産の桃をたくさんお土産に買ってきました。

渡辺師曰く「福島の人は放射能汚染に一番敏感ですから、福島の産品は世界一安全だと言えます」。

福島の産品を選んで避けるのと選んで買うのとでは2倍の差になります。買い物でもできる支縁。是非お願いします。

20120909_12264120120909_144350_2
20120910_110153_2