♪三ちゃんのサンデーサンサンラジオ!
今週も始まりました三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。
お相手はいつもの三ちゃんこと三部和尚です。
さて今日は、ミャンマーの話をしたいと思います。
実は今日、ミャンマーから帰ってきました。
先週の日曜日に出かけて、今日まで、8日間の日程でした。
何しに行ったかというと、一つは、シャンティボランティア会の視察です。
シャンティでは1年少し前に、新たにミャンマーに事業を展開し、事務所を開設しました。
その、ミャンマー政府との覚書締結の際には都合で出席できす、その後訪問の機会を伺ってきましたが、ようやく実現したという形です。
もう一つは、プライベートですが、家内との結婚30周年という年にあたっていたので、一緒に観光しようという目的がありました。
シャンティの活動拠点である事務所はピーという県にあり、ここまでの移動がヤンゴンから車で6時間かかります。
車がようやくすれ違える幅の道路を、バイクや自転車、馬車、貨物車を追い越しながら猛スピードで走ります。
見ていると気持ちが悪くなりそうなのでなるべく見ないようにしていました。
事業視察では、公共図書館の活動と寺院学校建設支援の様子を見ました。
図書館で1冊の本と出会った子供が大きく変わっていく姿を、シャンティは35年間見てきました。
ミャンマーでもそれが始まったなと感慨深く受け止めました。
また、ミャンマーの寺院では、公共の学校に行けない親を亡くした子供や貧困家庭の子供たちに教育の場を提供してきたという歴史があります。
どこも入学希望者が多く、住民の寄付でまかなっているものの、寺院の建物が老朽化し、穴の空いた床や倉庫のような薄暗い場所で勉強していました。
ちょうど朝のお祈りが始まるので見ませんか、と言われて仏像の前に行くと、先生の指導で生徒全員が声を合わせて読経をしているところでした。
これが毎朝30分ぐらいあるそうで、授業を始める前にお釈迦様の教えを守ることを約束するのだそうです。
もちろん、こういう時間は公共学校にはなく、寺院学校の特徴だということで、これは、学問を学ぶよりも重要な教えだなと思いました。
視察の後は観光をしました。
バガン、ヤンゴン、バゴーなどの寺院を見ましたが、なんといっても圧巻はチャイティーヨー、いわゆるゴールデンロックでした。
岸壁の上に落ちそうで落ない大きな丸い岩が乗っているというものです。
その岩自体が金箔で金色に輝き、パゴダとなっているのでこう呼ばれます。
山の麓から登山トラックに乗り換え、とても急な坂道をギュウギュウ詰めの人を乗せてジェットコースターのように登って行きます。
山の上に着くと、そこは浅草浅草寺と巣鴨の地蔵さんを合わせたような賑わいで、土産物屋と食べ物の店が立ち並び、大きな祭りのようです。
地元の人たちは、家族でやってきて、この山の上でゴザを敷き、厚着をして毛布を被って一夜を過ごします。
朝のお祈りをするためです。
そのこと自体が楽しみのようで、観光というより、毎年のお祭りのような感覚のようでした。
岩のそばまで行き、岩にも触ってお祈りしてきました。
これまでにない高揚を感じました。
まさしくパワースポットだと実感しました。
一生に一度は訪れたい場所の一つだと思います。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
今週も始まりました三ちゃんのサンデーサンサンラジオ。
お相手はいつもの三ちゃんこと三部和尚です。
さて今日は、ミャンマーの話をしたいと思います。
実は今日、ミャンマーから帰ってきました。
先週の日曜日に出かけて、今日まで、8日間の日程でした。
何しに行ったかというと、一つは、シャンティボランティア会の視察です。
シャンティでは1年少し前に、新たにミャンマーに事業を展開し、事務所を開設しました。
その、ミャンマー政府との覚書締結の際には都合で出席できす、その後訪問の機会を伺ってきましたが、ようやく実現したという形です。
もう一つは、プライベートですが、家内との結婚30周年という年にあたっていたので、一緒に観光しようという目的がありました。
シャンティの活動拠点である事務所はピーという県にあり、ここまでの移動がヤンゴンから車で6時間かかります。
車がようやくすれ違える幅の道路を、バイクや自転車、馬車、貨物車を追い越しながら猛スピードで走ります。
見ていると気持ちが悪くなりそうなのでなるべく見ないようにしていました。
事業視察では、公共図書館の活動と寺院学校建設支援の様子を見ました。
図書館で1冊の本と出会った子供が大きく変わっていく姿を、シャンティは35年間見てきました。
ミャンマーでもそれが始まったなと感慨深く受け止めました。
また、ミャンマーの寺院では、公共の学校に行けない親を亡くした子供や貧困家庭の子供たちに教育の場を提供してきたという歴史があります。
どこも入学希望者が多く、住民の寄付でまかなっているものの、寺院の建物が老朽化し、穴の空いた床や倉庫のような薄暗い場所で勉強していました。
ちょうど朝のお祈りが始まるので見ませんか、と言われて仏像の前に行くと、先生の指導で生徒全員が声を合わせて読経をしているところでした。
これが毎朝30分ぐらいあるそうで、授業を始める前にお釈迦様の教えを守ることを約束するのだそうです。
もちろん、こういう時間は公共学校にはなく、寺院学校の特徴だということで、これは、学問を学ぶよりも重要な教えだなと思いました。
視察の後は観光をしました。
バガン、ヤンゴン、バゴーなどの寺院を見ましたが、なんといっても圧巻はチャイティーヨー、いわゆるゴールデンロックでした。
岸壁の上に落ちそうで落ない大きな丸い岩が乗っているというものです。
その岩自体が金箔で金色に輝き、パゴダとなっているのでこう呼ばれます。
山の麓から登山トラックに乗り換え、とても急な坂道をギュウギュウ詰めの人を乗せてジェットコースターのように登って行きます。
山の上に着くと、そこは浅草浅草寺と巣鴨の地蔵さんを合わせたような賑わいで、土産物屋と食べ物の店が立ち並び、大きな祭りのようです。
地元の人たちは、家族でやってきて、この山の上でゴザを敷き、厚着をして毛布を被って一夜を過ごします。
朝のお祈りをするためです。
そのこと自体が楽しみのようで、観光というより、毎年のお祭りのような感覚のようでした。
岩のそばまで行き、岩にも触ってお祈りしてきました。
これまでにない高揚を感じました。
まさしくパワースポットだと実感しました。
一生に一度は訪れたい場所の一つだと思います。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
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