なあむ

やどかり和尚の考えたこと

三ちゃんのサンデーサンサンラジオ147

2018年02月18日 05時00分00秒 | サンサンラジオ
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三ちゃんの、サンデーサンサンラジオ!

今週もはじまりましたサンデーサンサンラジオ。
お相手は、いつもの三ちゃんこと三部和尚です。

2月18日、日曜日。

オリンピックは日本人にとって昨日がピークだったのかもしれませんね。
瞬間視聴率はどこまでいったのでしょうか。
確かに、金の期待がありながら逃してきた選手もいて、日本中フラストレーションが溜まっていた感じがします。
ようやくスッキリ胸をなでおろした人も多かったでのではないですか。
NHKのアナウンサーは、実況の中で、
「こんな幸せな日に実況できることはうれしいです」というような正直なコメント言っていました。
金銀のワンツーフィニッシュというこれ以上ない結果ですから、さもありなんと思いながら聞きました。
オリンピックで金メダルを取る選手には、何か実力以上のものがあるような感じがします。
「もってる」ということなのでしょうか。
精神力かもしれませんし、運かもしれません。
いやいや、金メダルを取った人に、後から感じる感想だけかもしれませんが。
それでも、4年に一度という世界最大の舞台で最高のパフォーマンスを表現できるのは、やはり「何かもってる」と思いたくなります。
しかし、見る側は勝手なものですね。
あくまでも競技しているのは選手個人であり、勝っても負けてもそれぞれその人の結果に過ぎないのに、要らぬ期待を覆いかぶせたり、メダルを取ることが責任であるかの如くに追い詰めたりしているのじゃないでしょうか。
頼まれもしないのに期待して、勝手にがっかりしたりして、選手にとっては迷惑だと思うんですよ。
毎回オリンピックの度に同じことを思い、同じことを言っているような気がしますが、他ならぬ自分の中の感情なので誰かを批判しているわけではありません。

何だかややこしい言い回しをしてしまっているのは、きっと今読んでいる芥川賞受賞作『おらおらでひとりいぐも』の影響だと思われます。
63歳の女性の心の中の叫びがリアルに岩手弁の文字になっていて、引き込まれながら読んでいます。
題名から、宮沢賢治の『永訣の朝』を題材にしているのかと思い気になって買い求めたのですが、どうもそれとは直接関わりはないようです。
それでも、心理学のように自分の心を言葉にする小説は珍しいでしょう。
「青春小説の対極、玄冬小説の誕生!」と帯に謳っています。
そうか、青春小説の対極は玄冬小説というのか。玄は黒ですが、冬は黒というより白だけどなあ、でも白は「白秋」で秋をさすからなあなどとつぶやきながら。
本当に影響されやすい性格ですね。我ながら。

木曜日、新庄の焼き鳥屋で、「新酒顔見世会」という催しがあり、誘われて行ってきました。昨年秋には「ひやおろしを楽しむ会」というのがあり、それに続く第2弾です。
12種類の新酒の味を見てアンケートに答えるという企画で、酒好きが集まってそれぞれの感想を書いていました。
はじめは違いを楽しみながらどっちがいいというような評価をしていましたが、さすがに12種類となると、どんどん前との違いがあいまいになって、少しずつ酔いも回ってくるし、正確な評価ができなかったと思います。
そんな中に、1本、気になる新酒を発見!
愛媛県の酒で、その名は何と「千代の亀」。私の父親の名前そのままではありませんか。
さわやかで旨かったし、ついついナンバー1の評価をつけてしまいました。
ついでにお取り寄せを発注しました。

ということで、昼は雪かきをしてオリンピックを見て、夜に酒を飲んで寝るという、理想的な正しい冬の過ごし方をしています。
こういうのを「玄冬生活」というのでしょうか。


今週はここまで。また来週お立ち寄りください。