三ちゃんのサンデーサンサンラジオ、第280回。9月20日、日曜日。
まずは報道部から1週間の動きをまとめて。
13日日曜日、鶴楯の支障木調査、最上の地酒を創る会
17日木曜日、もっちい例会
18日金曜日、彼岸前の掃除
19日土曜日、彼岸奉詠
他法事2件
というような1週間でした。
先々週発会した「花の鶴楯を創る会」が早速動き出しました。
13日午後、メンバー全員が鶴楯の麓に集合し、頂上に登り眺めの支障になっている樹木の選定をしました。
ドローンも使い、上からと下から確認しながら伐採木にテープを巻いていきました。
来週には森林業者に下見をしてもらって見積もりをとることになります。
地元の男どもが里山に集まって、ああでもないこうでもないと語りアイデアを出し合うことができて、まずは良かったと思います。
その夜は「最上の地酒を創る会」の第1回会合でした。
これまで2回準備会を行ってきましたが、組織名を決め役員を選任して正式な発会となりました。
酒米は最上町産の「出羽燦燦」、仕込み水は奥羽山脈を水源とする地下水、製造酒量は800ℓとなりました。
来春田植えをして秋に刈り取り、その米を仕込みます。
来月19日には味の方向を決めるための試飲会を行い、銘柄も決める予定です。
連絡をいただければどなたでも参加できます。銘柄の応募もどうぞ。
もがみ地産地消エネルギー(もっちい)の例会で地域新電力立ち上げに向けて研究を進めていますが、まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあります。
それでも若いメンバーと地域の未来を語り合うのは楽しいひと時です。皆ここで生きることを楽しもうとしているのです。
せっかくここで生きるのですから、楽しまないと命がもったいないです。
散歩をしていると田んぼから白鷺が大きな羽根をはばたかせて飛び立ちます。
その羽根の動きを見ていると、鳥は空気を掻いて飛ぶんだなと改めて思いました。
その空気、「空気」といっても空気は「空」ではないのです。
質量がなく真空状態であれば、鳥ははばたいても飛び上がれないはず。
空気に質量があるからこそ、水を掻くように空気を掻いて鳥は飛んでいるのです。
飛行機が飛ぶのも空気に羽根が乗り上げる質量があるからでしょう。風が吹くのも質量のある証拠。
改めて空気の成分を見てみると、78%が窒素、21%が酸素、残り1%がアルゴン、二酸化炭素、ネオン、ヘリウム、クリプトン、キセノン、水素、メタン、一酸化二窒素だとのこと。
一番多いのが酸素ではなかったんですね。
窒素はたんぱく質をつくる気体、つまり生物の栄養素なのだと知りました。
しかし、人間には空気は目に見えないので何もないものと思っているのです。
誰も「今窒素を78%、酸素を21%、二酸化炭素、ネオン・・・を吸っている」と意識している人はいないでしょう。
私たちには水は見えますが、おそらく水の中に住む魚たちには見えていないと思います。かといって魚たちに空気が見えているかどうかは分かりません。
人類初の有人宇宙船乗組員ガガーリンの言葉はあまりにも有名です。
「地球は青かった」。
宇宙からは気体が水のように目に見えるものなのですね。
魚たちは、体をくゆらせ、尾びれや腹びれを動かして前に進んだり曲がったりしています。
自分には見えないだろう水を掻いて自由に動き回っているのです。
だとしたら、人間も、掌で空気を掻けばわずかでも前に進むかもしれません。
散歩のとき、掌を開いて右左と前後させて空気を掻いてみています。少しは推進力が増しているかも。(おならをすればさらに増すかも)
足掻き(あがき)や藻掻き(もがき)でも、空気に質量があるのですから決して無駄ではないでしょう。
鳥のようにはいかないまでも、この短い手足で、この人生を、あがき、もがいて一歩前に進んでみようと思っています。
魚は後には進めない体をしています。人間も振り返らず、前だけを向いて進んでいこうと思います。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。
まずは報道部から1週間の動きをまとめて。
13日日曜日、鶴楯の支障木調査、最上の地酒を創る会
17日木曜日、もっちい例会
18日金曜日、彼岸前の掃除
19日土曜日、彼岸奉詠
他法事2件
というような1週間でした。
先々週発会した「花の鶴楯を創る会」が早速動き出しました。
13日午後、メンバー全員が鶴楯の麓に集合し、頂上に登り眺めの支障になっている樹木の選定をしました。
ドローンも使い、上からと下から確認しながら伐採木にテープを巻いていきました。
来週には森林業者に下見をしてもらって見積もりをとることになります。
地元の男どもが里山に集まって、ああでもないこうでもないと語りアイデアを出し合うことができて、まずは良かったと思います。
その夜は「最上の地酒を創る会」の第1回会合でした。
これまで2回準備会を行ってきましたが、組織名を決め役員を選任して正式な発会となりました。
酒米は最上町産の「出羽燦燦」、仕込み水は奥羽山脈を水源とする地下水、製造酒量は800ℓとなりました。
来春田植えをして秋に刈り取り、その米を仕込みます。
来月19日には味の方向を決めるための試飲会を行い、銘柄も決める予定です。
連絡をいただければどなたでも参加できます。銘柄の応募もどうぞ。
もがみ地産地消エネルギー(もっちい)の例会で地域新電力立ち上げに向けて研究を進めていますが、まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあります。
それでも若いメンバーと地域の未来を語り合うのは楽しいひと時です。皆ここで生きることを楽しもうとしているのです。
せっかくここで生きるのですから、楽しまないと命がもったいないです。
散歩をしていると田んぼから白鷺が大きな羽根をはばたかせて飛び立ちます。
その羽根の動きを見ていると、鳥は空気を掻いて飛ぶんだなと改めて思いました。
その空気、「空気」といっても空気は「空」ではないのです。
質量がなく真空状態であれば、鳥ははばたいても飛び上がれないはず。
空気に質量があるからこそ、水を掻くように空気を掻いて鳥は飛んでいるのです。
飛行機が飛ぶのも空気に羽根が乗り上げる質量があるからでしょう。風が吹くのも質量のある証拠。
改めて空気の成分を見てみると、78%が窒素、21%が酸素、残り1%がアルゴン、二酸化炭素、ネオン、ヘリウム、クリプトン、キセノン、水素、メタン、一酸化二窒素だとのこと。
一番多いのが酸素ではなかったんですね。
窒素はたんぱく質をつくる気体、つまり生物の栄養素なのだと知りました。
しかし、人間には空気は目に見えないので何もないものと思っているのです。
誰も「今窒素を78%、酸素を21%、二酸化炭素、ネオン・・・を吸っている」と意識している人はいないでしょう。
私たちには水は見えますが、おそらく水の中に住む魚たちには見えていないと思います。かといって魚たちに空気が見えているかどうかは分かりません。
人類初の有人宇宙船乗組員ガガーリンの言葉はあまりにも有名です。
「地球は青かった」。
宇宙からは気体が水のように目に見えるものなのですね。
魚たちは、体をくゆらせ、尾びれや腹びれを動かして前に進んだり曲がったりしています。
自分には見えないだろう水を掻いて自由に動き回っているのです。
だとしたら、人間も、掌で空気を掻けばわずかでも前に進むかもしれません。
散歩のとき、掌を開いて右左と前後させて空気を掻いてみています。少しは推進力が増しているかも。(おならをすればさらに増すかも)
足掻き(あがき)や藻掻き(もがき)でも、空気に質量があるのですから決して無駄ではないでしょう。
鳥のようにはいかないまでも、この短い手足で、この人生を、あがき、もがいて一歩前に進んでみようと思っています。
魚は後には進めない体をしています。人間も振り返らず、前だけを向いて進んでいこうと思います。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。