なあむ

やどかり和尚の考えたこと

サンデーサンライズ401 ラジオをリニューアル

2023年01月22日 05時00分00秒 | サンデーサンライズ
三ちゃんのサンデーサンライズ。第401回。令和5年1月22日、日曜日。

先週400回目を迎えたサンデーサンサンラジオ、それを一区切りとしてタイトルを変えることにしました。
今週からは「三ちゃんのサンデーサンライズ」としてお送りいたします。
「サンサンラジオ」をスタートしたときには、なるべくラジオっぽく作っていました。
はじめにジングルがあり、それに乗せてタイトルコールがありました。
お決まりの出だしの挨拶から始まり、ニュースなどからの感想、今週の話題、そして音楽を入れました。
楽曲は全て中島みゆきから。話題に合わせて選曲をしていました。
さらには、地元の商店やら旅館などを勝手にコマーシャルとして取り上げていました。
「KYBをキーステーションに全国ネットでお送りします」などと、ラジオの態を意識していたのです。
なので、「このラジオはどこで聴けるのですか」とまじめに尋ねられました。
因みに「KYB」とは「空気読めない坊さん」の略でした。
しかし、間もなくコマーシャルを入れることが大変になり削除。
更に中島みゆきの楽曲も、ブログのサイト管理者から著作権侵害の恐れがあるとして削除を求められ、やむなくすべての記事から歌詞を削除しました。
ということで、ラジオという設えからどんどん離れていきました。
それはそれとしてタイトルはそのままで続けてきましたが、400回という節目でもあり、この際改名しようかと思い立ったところです。
日曜日の朝の夜明け、日の出の如く希望と期待が膨らむように、明るい出会いがありますようにという意味で「サンデーサンライズ」と銘打ちました。
構成はそのままで、回数も引き継ぎ401回からとします。
今後もお楽しみいただければ幸いです。

一昨日は当地の冬の風物詩になっている若いお坊さんたちの寒行托鉢でした。
大寒の日でしたが、天気は雪ではなく何と雨。
衣を着て笠をかぶり、お経を読みながら寺の地区内を歩きました。
事前に告知していたこともあり、子どもたちを含め多くの人が出て来て下さり浄財を喜捨されました。
網代笠から滴り落ちる冷たい雨に濡れながら、手渡される浄財を鉢で受け取り、一人ひとりに深々と頭を下げる。
托鉢は「下座行(げざぎょう)」と言われ、相手の足元を拝み、自らを低くする行です。
直接何か語るわけではありませんが、その姿にきっと心に伝わるものがあったと思います。
また、寒風の中で大きな声でお経を読むことによって、お経の読み声を練る、鍛錬するという意味合いがあります。
 財法二施 功徳無量 檀波羅蜜(ざいほうにせ くどくむりょう だんばらみつ)
 具足円満 乃至法界 平等利益(ぐそくえんまん ないしほっかい びょうどうりやく)
浄財を喜捨する側も、それを受ける側も、共に無量の功徳をいただくのが托鉢の行です。

さて昨日は、最上の地酒「山と水と、」の2年目の新酒が完成したことを祝い試飲する「新酒を楽しむ会」を催しました。
松林寺の茶の間に会員を中心に17名が集まり、今年の酒の出来を楽しみました。
昨年大変好評をいただいた「生酒」は今年も大変美味しくできました。
また、今年は先行予約販売限定で「生原酒」も造り、その味を確かめました。
こちらも予想通り、搾りたてのフレッシュな味わいで、みんな「旨い!」と喜んでいました。
酒を造ってもらっている和田酒造さんの話では、「ウチの蔵でこの味が出たことはない、やはり米と水が違うのだろう」とのことで、最上の地酒という自信をつけたところです。
特に水がおいしいと言われたのでみんなでその水を飲んでみることにしました。
この水は、奥羽山脈の伏流水、富沢地区三和食品さんの地下水を汲み上げているものですが、会員の誰も直接水を飲んだことはありません。
軟水で、この水で酒が造られていると思うせいか、特別に旨いような気がしました。
肴は、地元のオードブルと、気仙沼からの海鮮、タラの芽の天ぷら、そして打ち立ての蕎麦。
ということで、旨い酒と旨い肴、喜びを分かち合う仲間との酒宴ですから、楽しくないはずがありません。みんないい顔をして、必要以上に盛り上がったことは言をまちません。
会員の特権でお先に味わいましたが、一般の販売は最上町の酒販店3店で24日以降の販売となります。

未だ心地よい余韻(酔いん?)が続いています。
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。