三ちゃんのサンデーサンライズ。第468回。令和6年5月19日、日曜日
五月寒というのか、田植えの時期は田んぼに水を張るせいか気温が下がります。
水鏡のような田んぼに逆さ富士ならぬ、家並や木々が映り、それはそれできれいです。
先週あたりから田植えが始まっています。酒米の田植えも昨日無事に終えました。
水面に小さな苗が震えるようにひとり立ちしています。仲間とバラバラになり心細そうにも見えます。
大きくなるんだよ。
寒い日も暑い日も風の強い日もあるかもしれないけど、しっかり根を張って子孫を増やしてね。
やはり当地の農業は稲作が基本だと思うのですが、米作りには数々の農機具が必要で、その購入費用が農家の経営を圧迫し、買い替え時期をもって稲作を止める農家が続出しています。
稲作の機械化は、結局農機具メーカーのためのものであり、農家の農家離れを促進してしまったのではないかと思ったりします。
換金作物の多様性も必要かと思いますが、基本の稲作が敬遠されることは果たしてそれでいいのかと疑問を感じたりしています。
稲作農家は規模を拡大し、農機具に見合う面積を確保しなければならないということなのでしょう。
和尚はただぶらぶらと肩身を狭くして散歩をしながら、愚にもつかない思いを巡らしているのです。
もう一度集中講座の告知です。
6月2日(日)午後1時30分開講。
毎回だいたいの来場者は200名弱になりますが、何とか全員座ってもらっています。
篠笛の田村優子さんの演奏を生で聞くのは初めてです。
彼女を紹介してくれたのは大学時代のサークルの後輩で、新潟の加茂で寺の住職をしている飛田正玄君、彼もギターでサポートしてくれます。
どんな音色でどんな演奏を聴かせてくれるのか楽しみです。
遊花師匠は2回目ですが、前回はまくらでうけにうけて、なかなか本題のネタに入れないという口演でした。
同じ東北の日常のあるあるネタは、同じ経験をしている人が多いと見えて、腹を抱えて爆笑の渦でした。
東北弁落語の本領爆弾が炸裂でしたね。
今回はどんなネタで笑わせてくれるでしょうか。こちらも楽しみです。
私の講話「行雲流水その2」は父親の話をまとめて語ってみようかと思っています。
あれほど嫌っていた父親の印象が、亡くなってからじわじわと変化してきています。
父の人生を物語としてみたその心情を思うと、愛おしく感じられるようになりました。
どこまで話せるか。時間が足りなければ来年へつづくとしましょう。
連絡をいただけば前売り券を確保しておきます。
先々週告知してまだUPされていませんでした私の法話ビデオがようやく視聴できるようになりました。
プロンプターを読んでいることが明らかに分かります。
それに何ヶ所も切り貼りの編集をしたので、手の位置が一定しません。撮り直ししたくとももう手遅れです。
更には顔は編集しようがありませんが何とも無様です。
それでも観たいということであれば以下からどうぞ。無様なところを見たいというのは悪趣味ですね。
30分ものですが、何かしながら声だけ聴く分なら映像に邪魔されずに聴けるかもしれません。
やっぱり法話は、一期一会の臨場感がないとだめですね。
何だか寒い。
今週の一言
「この命を引き受ける覚悟」
今週はここまで。また来週お立ち寄りください。